【決定版】スマートロックおすすめ比較ランキングTOP8を厳選!賃貸用・家用も紹介

IT技術が発展するにつれ、不動産業界も不動産テック(不動産×テクノロジー)を活用しながら大きく変化してきました。

賃貸業界でも、ネットと家電をつないでスマートフォンで操作できるIoT家電や、スマートロックを使ったスマートハウス、スマートホームが増えています。

その中でも注目されているのがスマートロックです。

取り付けが簡単なのはもちろん、スマホが鍵の代わりになるので、便利でセキュリティ対策にもなります。

しかし、機能や費用、特徴もさまざまで、どれがいいか迷う人も多いでしょう。

今回はおすすめのスマートロックをランキング形式で紹介し、選び方のコツやメリット・デメリットを詳しく解説します。
ぜひ、自宅や会社に合ったスマートロック選びの参考にしてください。

目次

スマートロックとは

スマートロックは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを使って、ドアの施錠ができるシステムのことです。

鍵を使用しないためスムーズに開け閉めができ、防犯対策としても効果があります。

スマートロックには、スマートフォンのアプリや暗証番号の入力、ICカードなど、さまざまな方法が提供されています。

元からスマートロック機能が付いている玄関ドアの他、後から設置できるタイプもあり、種類は実に豊富です。

自宅はもちろん、オフィスや賃貸物件、ホテルなどでも導入が進んでいます。

場所に合った方法を選択して、便利かつ安全に施錠管理ができることでも注目されています。

スマートロックのおすすめランキング8選

スマートロックには海外も含めて多くのメーカーが参入しているので、どれを選べば良いか悩みますよね。

スマートロック選びで失敗しないために、それぞれの機能や特徴をしっかり比較しましょう。

おすすめ商品をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

①Qrio Lock(キュリオロック)【賃貸OK&両面テープ取り付け】

Qrio Lockは、ハンズフリータイプのスマートロックです。

工具不要でさまざまなタイプの鍵に取付けが可能で、鍵を交換したり穴を開けたりする必要はありません。

解錠方法は、スマートフォンとApple Watch(リモート操作、ハンズフリー不可)に対応しており、スマートフォンがない場合でも、専用リモコンキーQriokeyで使用できます。

QrioHubを使えばネットワーク経由で解錠でき、操作するとスマートフォンに通知が届く安心機能付きです。

Amazon Alexa、Google アシスタントと連動させれば声での施錠・解錠もできます。

Qrio株式会社の会社概要

運営会社 Qrio株式会社
設立日 2014年12月12日
資本金 1億円
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿西2-3-4 東新産業ビル3F

②セサミスマートロック【賃貸OK&かぶせて取り付け】

セサミスマートロックは、他社と比べて小さくコンパクトなのが特徴です。

解錠はスマートフォンで操作しますが、ポケットに入れたままのスマートフォンをノックするだけで解錠できる「ノック解錠機能」も搭載されています(iOSのみ)。

Wi-Fiアクセスポイントに接続すれば遠く離れた場所からでも解錠でき、アプリを利用すれば期間や時間を限定して鍵をシェアできるため、民泊などでも利用できます。

電池寿命が500日と長く、電池切れが近くなるとスマートフォンに通知されるのも安心ですね。

CANDY HOUSE JAPAN株式会社の会社概要

運営会社 CANDY HOUSE JAPAN株式会社
設立日 2017年10月
資本金 990万円
本社所在地 東京都中央区入船1丁目9−8ピエノアーク入船5階

③Ninja Lock M(ニンジャロックエム)【賃貸OK&据え付け型】

Ninja Lock Mは、専用のスマートフォンアプリだけでなく、暗証番号、ICカードなど、さまざまな方法で解錠できます。

セキュリティのプロである「美和ロック」と共同開発をしているので、美和ロックの定める試験をクリアした高い防犯性と耐久性が魅力です。

緊急時にはカバーを外して物理鍵での解錠も可能で、タイマーでのオートロック、暗証番号の覗き見・いたずら防止機能など、安心できる機能も多数搭載されています。

株式会社ライナフの会社概要

運営会社 株式会社ライナフ
設立日 2014年11月
資本金 10億円(資本準備金含む)
本社所在地 東京都文京区湯島1-6-3 湯島1丁目ビル 2階

④ALLIGATE(アリゲイト)【法人向け】

ALLIGATEは、事務所や倉庫など事業者向けのゲート施解錠システム。

スマートフォンやICカードで解錠でき、クラウドで利用者の入退室履歴を記録できる安心・便利なサービスです。

シリンダーに取り付けるALLIGATE CylinderLock、南京錠などに取り付けるALLIGATE PadLock、扉に取り付けるALLIGATE Lockなど、場所に合わせて多様な製品が用意されています。

取り付けや専用アプリの設定は、すべてALLIGATEが代行してくれますよ。

株式会社アートの会社概要

運営会社 株式会社アート
設立日 2003年8月1日
資本金 42,360,000 円
本社所在地 東京都品川区東五反田1-25-11五反田一丁目イーストビル

⑤URANUS MOBILE(ウラナスモバイル)【法人向け】

URANUS MOBILEは、マンションやオフィス向けのスマートロックです。

スマートフォンはもちろん、ICカード、シェイク認証、暗証番号などさまざまな方法で解錠できます。

本体価格は高めの98,000円ですが、月額料金、初期設置費用は無料で、24時間365日対応いつでも電話でサポートが受けられるなど、アフターフォローも万全です。

Rセキュリティ株式会社の会社概要

運営会社 Rセキュリティ株式会社
設立日 2006年10月2日
資本金 1億円(単体)
本社所在地 東京都品川区平塚2-6-13 マツモトスバルビル7F

⑥RemoteLOCK(リモートロック)【法人向け】

リモートロック 公式キャプチャ

リモートロックは、Wi-Fiを通じて、クラウドで管理できるシステムです。

複数の拠点の入退室管理が1つのシステムで管理でき、入室の権限などの設定も柔軟に行えます。

また、暗証番号やQRコード、ICカードなど、多彩な認証方式に対応しているところも特徴の1つ。

暗証番号は、最大1,500名分まで発行できるため、セキュリティー管理のトラブルも避けられます。

豊富なサービスとの連携やさまざまな管理機能があり、宿泊施設や貸スペース、公共施設、オフィスなど、幅広い分野で採用されています。

株式会社構造計画研究所の会社概要

運営会社 株式会社構造計画研究所
設立日 1959年5月6日
資本金 1,010百万円
本社所在地 東京都中野区本町4-38-13 日本ホルスタイン会館内

リモートロックの公式サイトはこちら⇒

⑦EPIC(エピック)【賃貸OK&原状回復可能】

エピック 公式キャプチャ

エピックは、暗証番号や指紋、アプリなど、好みやニーズに合わせてさまざまな開錠方法が選択できるスマートロックです。

既存のドアに簡単に取り付けができ、工事や配線を気にする必要がありません。

オートロックや不正アクセスを防ぐ機能、セキュリティーを強化するための二重認証など、多彩な機能が搭載されていることでも注目されています。

利便性とセキュリティーを兼ね備えているため、ニーズに合わせが最適な機能が活かせます。

原状回復が簡単に行えることから、賃貸物件に住んでいる人にもおすすめです。

株式会社エナスピレーションの会社概要

運営会社 株式会社エナスピレーション
設立日 2010年3月1日
資本金 75,010,000円
本社所在地 東京都千代田区神田北乗物町7

エピックの公式サイトはこちら⇒

⑧Akerun(アケルン)【法人向け】

akerun 公式キャプチャ

アルケンは、金融機関などでも使用されているテクノロジーを採用した、セキュリティー性の高いオフィス向けのシステム。

第三者機関によるチェックなど、セキュリティーに関する厳格な要件をクリアしているスマートロックです。

ストレスを感じさせたいために、製品の反応や開閉速度、電池の寿命など、細かい部分にもこだわって製造されています。

勤怠管理や会員管理、予約管理、決済管理などのさまざまなサービスとの連携ができ、ニーズに合わせてカスタマイズできるところも特徴です。

信頼できる入退室管理システムは、幅広い業種や業態に対応でき、多くのオフィスや施設に導入されています。

株式会社 Photosynth (フォトシンス)の会社概要

運営会社 株式会社 Photosynth
設立日 2014年9月1日
資本金 49百万円
本社所在地 東京都港区芝 5-29-11 G-BASE田町15階

スマートロックの選び方

スマートロックは、新築時に標準仕様にするのはもちろん、既存の物件に後付けもできます。

賃貸でも取り付け可能なものから、法人向けの充実した機能がついたものまで種類はさまざまです。

まずは、スマートロックを選ぶときに確認するポイントと注意点を見ていきましょう。

①機能と特徴を理解する

スマートロックとは、扉の鍵部分に専用の機器を付け、鍵の代わりにICカードやスマートフォンを使って解錠するシステムのことです。

スマートホームと呼ばれる、最初からスマートロックを搭載している物件もありますが、既存物件にも後付けができます。

鍵を持たないので紛失するリスクがなくなり、オートロックにもなるためセキュリティも強化されます。

自分が自宅にいなくても、アプリやメールを使って家族や友人を入室させることも可能です。

製品によって、以下の機能に違いがあります。

  • 取り付けの難易度
  • 施錠方法
  • 解錠方法
  • 鍵のシェア
  • オートロック
  • 緊急解除

スマートロックを選ぶ時は、生活スタイルに合っているかどうかをしっかりチェックしましょう。

②解錠方法の違いを知る

スマートロックの施錠・解錠方法は、大きく3つに分けられます。

  • ハンズフリータイプ
  • スマートフォン操作タイプ
  • マルチデバイスタイプ

それぞれの違いを見ていきましょう。

1.ハンズフリータイプ

ICカードやスマートフォンを服やカバンに入れておくだけで解錠できます。

たとえば、両手が荷物でふさがっている時に、スマートフォンを取り出す必要がないのは助かりますね。

ただし、通信状態が悪いとうまく解錠できず、結局はスマートフォンや鍵を使うことになる場合があります。

2.スマートフォン操作タイプ

スマートロックの前でスマートフォンを操作して解錠します。

ハンズフリータイプと比べて鍵の開け閉めが確実にでき、価格も安いのが魅力です。

3.マルチデバイスタイプ

スマートフォンに加えて、ICカードやカードキーで解錠できます。

複数の人が使う事務所や、高齢者・小さなお子さんがいる家庭など、多人数で使いたい場合や、スマートフォンを持っていない方でも使えるのがポイントです。

スマートロックのメリット

セキュリティー対策としても有効なスマートロックを利用すると、さまざまなメリットがあります。

スマートロックのメリット5選

  • 遠隔操作で施錠管理できる
  • オートロック機能で鍵の閉め忘れがない
  • 鍵の紛失や不法侵入のリスクがない
  • 施錠履歴が確認できる
  • 鍵交換が不要

について、それぞれ説明していきます。

スマートロックのメリット1.遠隔操作で施錠管理できる

スマートロックには遠隔操作ができるものもあり、外出先でも施錠状態が確認できます。

例えば、不意の来客があった場合には、外出先からドアを開けて中で待っていてもらうこともできます。

外出先からいつでも気になった時に確認でき、利便性が高いところがメリットです。

スマートロックのメリット2.オートロック機能で鍵の閉め忘れがない

スマートロックは、ほとんどのタイプにオートロック機能が備わっています。

オートロック機能がついていれば、ドアを閉めると自動でロックされるので安心です。

鍵を閉め忘れる心配がなく、セキュリティーの強化に役立つところもメリットです。

スマートロックのメリット3.鍵の紛失や不法侵入のリスクがない

スマートロックを利用していれば、鍵を持ち出す必要がありません。

帰宅したものの鍵が見つからない場合は、業者に施錠を依頼する必要がでてきます。

また、鍵が不要のシステムであれば、合鍵を無断で複製される心配もありません。

鍵の紛失や盗難、不法侵入など、鍵にまつわるさまざまなトラブルが防げるところもメリットです。

スマートロックのメリット4.施錠履歴が確認できる

スマートフォンと連携しているスマートロックの場合、ドアの施錠履歴が確認できます。

マンションなどの賃貸物件やオフィスで、入退室を管理するシステムとして活用するのもおすすめです。

ドアの開け閉めがあると、通知が届くシステムもあります。

セキュリティー上のトラブルが発生した場合など、履歴が追跡できるところもメリットです。

スマートロックのメリット5.鍵交換が不要

スマートロックを導入していれば、鍵を交換する必要がありません。

例えば、鍵の紛失や盗難にあった場合、状況によっては鍵を交換する必要がでてきます。

賃貸住宅のオーナーであれば、居住者が退去するごとに合鍵を回収し、鍵の交換が必要です。

スマートロックなら、インプットされている情報を書き換えるだけで済みます。

鍵交換する必要がなく、余分な手間や費用がかからないところもメリットです。

スマートロックのデメリット・注意点

スマートロックは電子機器のため電源が必要です。

特に後付けタイプは電池が必要な商品が多く、電池が切れると通信ができません。

そのため、「定期的に電池交換しなければいけない」というデメリットがあります。

うっかり電池交換を忘れたり、後回しにしていると、「電池切れで家に入れない!」となってしまうので注意してください。

電池切れが心配な方には、電池の残量を確認・通知してくれる機能がついた商品もあります。

スマートフォンで操作する場合も、スマートフォンを忘れたり充電がなくなると使えないため注意が必要です。

また、高齢者や小さなお子さんは、スマートフォンを使えない・持っていないことも多く、スマートロックにすることで思わぬトラブルが起こる可能性もあります。

スマートロックを取り付ける前にはデメリットも理解して、使用者に合った商品を選んでください。

まとめ

スマートロックは、生活の利便性やセキュリティを向上させてくれます。

誰と・どんな風に使いたいのかが決まれば、自分にいちばん合うスマートロックを見つけることができますよ。

生活スタイルにぴったりの機能がついたスマートロックを使って、安全で快適な生活をスタートしましょう。

参考サイト:VOICE NOTE MAGAZINE

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