今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、オンライン完結の賃貸プラットフォーム「airdoor」を運営している株式会社エアドア様です。
元付会社による一次情報のみを掲載することで、成約済みの物件や重複を排除しているため、シンプルでストレスのないお部屋探しができます。
スムーズにお部屋探しがしたい方や、初期費用を抑えた方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
東京23区を中心にエリア拡大中!「airdoor」の公式サイトはこちら⇒
不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
株式会社エアドア様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「株式会社エアドア様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、airdoorの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
airdoorは、2022年2月にリリースしたオンライン賃貸プラットフォームです。
物件情報は、一次情報のみを掲載(貸主および管理会社)、また、内見予約(内見自体は現地で確認可能)、申込、契約、鍵の引き渡しまでオンラインで手続きができます。
すでに都内を中心とした大手デベロッパーおよび大手管理会社が掲載中で各社の管理戸数の総数は120万戸を超えます。これからのお部屋探しのスタンダードになりうる、次世代型賃貸プラットフォームです。
Q2.「次にairdoorをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
新卒で不動産SaaSの会社に入り9年間携わってきましたが、2019年、OYOという会社に転職し、ホテル業界に携わりました。
ホテル業界ではオフラインからオンラインへのシフトが進み、情報の格差なく、リアルタイムにホテルが利用できる仕組みを目の当たりにしました。
いざ不動産業界に目を向けると、まだまだ情報の格差もあり、ユーザーに対して納得感のあるサービスが行き届いていない、業界で長く育ててもらった自分だからこそできることもあると思い、ユーザー目線のサービスを創るため、エアドアを創業しました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のairdoorの強み・優位性を教えてください。」
airdoorでは、元付会社の情報のみを取り扱うため、鮮度がよく正しい情報が掲載されています。
既存の大手賃貸サイトは、元付会社以外の不動産会社も物件掲載を行うため重複物件が多く、募集終了物件が掲載されたままになっているなど、情報の信頼性が担保されていません。
また、airdoorでは店舗を持たず、営業担当もいません。
ユーザー自身にネット上でお部屋探し、内見予約をしてもらうことで、人件費などのコストを大幅に削減し、ユーザーの手数料をより安くすることが出来ています。
そして、オンラインで完結したお部屋探しのため、ユーザーは、お部屋探しが効率的にできるようになっています。
Q4.「2022年2月に正式リリースされたばかりですが、すでに東京都、神奈川県でサービスを展開しています。特に得意としている物件のタイプやエリアなどはありますか?」
現在は、23区を中心に物件を多く掲載しています。
リリース当初は、一人暮らし用のマンション、アパートが主でしたが、直近では、ディンクスやファミリー向けの物件、高価格帯賃貸・ブランドマンションなど幅広い種別を扱っております。
Q5.「内見はairdoorのスタッフが案内してくれるとのことですが、物件についての質問などはできますか?」
ご質問に関しては、(物件の)管理会社に確認が必要な事項などもあるため、基本的に、内見スタッフではなく本部に集約して返答しており、早期に回答するようにしております。
どうしてもその場で確認したい方には、現地にてお電話・ヒアリングさせていただき、サポートを行うようにしています。
Q6.「内見後はアンケートをお願いしているとあります。アンケートは簡単な内容でしょうか?内見した物件を契約しない場合でも回答が必要ですが?」
はい、1分程度の簡単な内容です。
内見した物件を契約しない場合にも、物件力UP、サービス改善のため有益な情報となりますので、回答いただくようにお願いしています。
Q7.「オンライン内見も可能、契約もビデオ通話で行います。アプリや特別な準備は必要ですか?」
特に必要はありません。
既存のウェブ会議ツールを利用しております。
Q8.「全国展開の予定とのことで、楽しみにされている方も多いと思います。時期について、具体的な目途や目標があれば教えてください。」
1年以内には、埼玉、千葉エリアでサービス、数年以内には、全国の主要都市部に展開したいと考えております。
Q9.「株式会社エアドアとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
まだまだ不動産業界はアナログな業界であり、業界外の方からは、保守的で遅れていると思われているのではないでしょうか。
今後もこの業界に携わっていきたいからこそ、より魅力的な業界に変えていきたいと思っています。
サービスとしては、リアルタイムで不動産情報をユーザーが見ることができ、全国どこにいても情報の非対称性がなく、家賃や初期費用などの物件ごとによる違いも、もっと明朗会計で安心した取引が行えるようにしたいです。
初期費用が用意できない方へのサービスや、家具家電のレンタルサービスなどの入居後のサービス展開など、、まだまだやるべきことは山積みです。
情熱を持って、ひとつずつクリアしていきたいです。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
まだ1年に満たないサービスですが、自分自身もひとりのユーザーとして使いたいと思えるサービスになってきました。
改善点はまだまだ沢山ありますが、読者の皆様には、ぜひサービスを利用した際に感じた、気になる点やよかった点などお気軽にご意見をいただきたいです。
また、airdoorが、より良いインフラになるよう、ぜひ、応援していただければ幸いです。
お部屋探しの際は、airdoorをぜひご利用ください!
株式会社エアドアの会社情報
会社名 | 株式会社エアドア |
所在地 | 東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟 22階 |
代表取締役社長 | 鬼頭 史到 |
公式サイトURL | https://airdoor.jp/static/corporation |
最後に
今回は、「airdoor」を提供している株式会社エアドア様のインタビュー記事を紹介しました。
リリース間もないサービスだからこその、ユーザーの意見に耳を傾ける姿勢や、不動産業界を良くしていきたいという思いが、とても魅力的で印象的でした。
今後もairdoorのブラッシュアップはもちろん、新しいサービスを次々と発表しながら、業界を変えていってくれるのではないでしょうか。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからairdoorの公式サイトをチェックしてみてください。
株式会社エアドア様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!