「オンライン完結型ファクタリングを利用してみたいけど、実際どうなんだろう?」
「オンライン完結の特徴や注意点をちゃんと知っておきたい。」
ファクタリングは、保有している売掛債権をファクタリング会社へ売却することで、本来の支払期日よりも早く現金化できる金融サービスです。
しかし、利用時に面談が必要な会社も多数あるので、遠方の企業や多忙な企業にとっては利用ハードルが高いことも。
そこでおすすめなのが「オンライン完結型ファクタリング」です。
オンライン完結型ファクタリングは、対面式のファクタリングサービスよりも利便性が高く、場所や時間の制約なしに利用できます。
今回の記事では、編集部が数あるサービスの中でも特におすすめのオンライン完結型ファクタリングをまとめました。
オンライン完結型ファクタリングの特徴や注意点、選び方なども解説するので、参考にしてみてください。
オンラン完結型ファクタリングとは?2つの特徴を解説
オンライン完結型ファクタリングとは、その名のとおりオンライン上で申し込みから契約、入金まで全ての取引を完結することができるファクタリングサービスです。
本章では、オンライン完結型ファクタリングの2つの特徴、
- スピーディーに資金調達することができる
- 24時間どこからでも申込手続きを行える
について、それぞれ解説していきます。
スピーディーに資金調達することができる
オンライン完結型ファクタリングでは、対面を必要とするファクタリングサービスよりもスピーディーに資金調達することができます。
なぜなら、ファクタリング会社へ足を運ぶ手間や面談が不要だからです。
また、オンライン完結型ファクタリングを提供している会社は、一般的にAIを用いたスコアリングシステムを導入しているため、審査にかかる時間も短縮することができます。
24時間どこからでも申込手続きを行える
オンライン完結型ファクタリングでは、オンライン上で全ての取引を完結することができるため、どこからでも申込手続きを行うことが可能です。
また、各ファクタリング会社の公式サイトに申込フォームが設置されており、24時間いつでも申し込み手続きを行うことができるため「何時までに申込手続きを行わなければいけない。」などの縛りがありません。
オンラン完結型ファクタリングサービスを選ぶ際の3つのポイント
次にオンライン完結型ファクタリングサービスを選ぶ際の3つのポイント、
- 会社概要に関して詳細に公表しているか
- 手数料は相場内であるか
- 入金までにどれだけ時間がかかるか
について、それぞれ解説していきます。
会社概要に関して詳細に公表しているか
オンライン完結型ファクタリングでは、ファクタリング会社の雰囲気や規模について自分の目で確かめる機会がありません。
そのため、公式サイトなどで会社概要に関して詳細に公表しているかという点も選ぶ際のポイントとなります。
会社の住所を公表していない、または架空の住所を公表している場合は、違法業者の可能性が高いため注意が必要です。
手数料は相場内であるか
ファクタリング利用時には、必ず手数料が発生します。
しかし、手数料は各ファクタリング会社によって異なるため、手数料が相場内であるかという点も選ぶ際のポイントとなります。
ファクタリングの手数料相場は、2社間ファクタリングで10~30%、3社間ファクタリングで1~9%となっており、相場以上の手数料を請求してくるファクタリング会社の利用は控えるべきです。
手数料が高いと実際に受け取れる金額が少なくなってしまうため、低い手数料で利用できるファクタリングサービスを選ぶ必要があります。
入金までにどれだけ時間がかかるか
急ぎでの資金調達を希望する場合は、入金までにどれだけ時間がかかるかという点も選ぶ際のポイントだといえます。
入金までに要する時間は、各ファクタリング会社の公式サイトで公表されていますが、口コミ・評判も参考にすることで、より確実な時間を把握することができます。
また、提出書類の漏れなど利用者が原因となって入金までの時間が長くなってしまうケースもあるため、ファクタリング利用時には準備を怠らないことが重要です。
オンライン完結型のおすすめファクタリングサービス5選
次にオンライン完結型のおすすめファクタリングサービス5選、
- ビートレーディング
- CoolPay(クールペイ)
- ベストファクター
- QuQuMo(ククモ)
- アクセルファクター
について、それぞれ紹介していきます。
【オンライン完結型のおすすめファクタリング5選の比較表】
サービス名 | ビートレーディング | CoolPay | ベストファクター | QuQuMo | アクセルファクター |
審査通過率 | 非公開(買取率98%) | 非公開(調査中) | 92.2% | 98% | 90%以上 |
手数料 | 2%~ | 非公開 | 2%~ | 1%~ | 2%~ |
買取可能額 | 3万円~7億円 | 初回は15万~ | 30万円~1億円 | 上限なし | 下限なし~1億円 |
入金スピード | 最短12時間 | 最短1時間 | 最短即日 | 最短2時間 | 最短即日 |
個人事業主 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
オンライン完結型のおすすめファクタリング1.ビートレーディング
ビートレーディングは、実績が豊富で入金スピードが早いファクタリング会社です。
最短5時間で審査を完了することが可能であるうえ、審査時に必要な書類は2点のみと、審査の準備に掛かる手間も最大限抑えることができます。
また、3万円という小口から7億円という大口債権まで幅広い買取実績があるため、事業者の幅広いニーズに対応することが可能です。
オンライン完結型のおすすめファクタリング2.CoolPay(クールペイ)
CoolPayは、オンライン完結ファクタリングの中でも特にスピード現金化が望めるサービス。
公式サイトから無料登録し、必要書類をスマホのカメラで撮影して送信、契約もオンラインと、とにかく使い勝手が良いんです。
審査通過率や手数料が公式サイトに掲載されておらず現在調査中ですが、他の4選とほぼ同水準と考えてよいでしょう。
オンライン完結型のおすすめファクタリング3.ベストファクター
ベストファクターは、ファクタリングの付帯サービスとして、無料の財務コンサルティングを提供しているファクタリング会社です。
専門知識が豊富なスタッフによる財務コンサルティングを無料で受けられるので、資金運用のアドバイスを受けたい人にもおすすめ。
また、買取上限額は1億円と比較的高いため、大型債権を取り扱うことが多い建設業にピッタリのファクタリング会社といえます。
オンライン完結型のおすすめファクタリング4.QuQuMo
QuQuMoは、売掛先に知られずに利用できるファクタリング会社です。
オンライン完結型ファクタリングでは、主に2社間ファクタリングでの契約となるため、ファクタリングの利用に関して売掛先から承認を得る必要がありません。
しかし、ファクタリング利用時に債権譲渡登記が必要な場合は、少なからずファクタリングを利用していることが売掛先に知られてしまう可能性があります。
同社では、債権譲渡登記が不要であるため、売掛先に知られずにファクタリングを利用することが可能です。
また、入金まで最短2時間、審査時の書類は請求書・通帳の2点のみなど、入金スピードが早いことも特徴的です。
オンライン完結型のおすすめファクタリング5.アクセルファクター
アクセルファクターは、回収サイトが長期化している売掛債権も買取可能なファクタリング会社です。
回収サイトが長期化している売掛債権は、未回収リスクが高く、損失を受ける可能性が高いため、避けるファクタリング会社がほとんどです。
しかし、同社では最長180日(約6カ月)支払いの売掛債権にも対応しているうえ、将来債権の買取も相談することができます。
また「即日入金」をモットーにしているため、入金スピードにも期待することができます。
オンライン完結型ファクタリングサービスを利用する際の3つの注意点
次にオンライン完結型ファクタリングサービスを利用する際の3つの注意点、
- 対面式のファクタリングサービスと比べて融通が利かない
- 違法業者を利用してしまう可能性が高い
- 3社間ファクタリングを利用することができない
について、それぞれ解説していきます。
対面式のファクタリングサービスと比べて融通が利かない
対面式のファクタリングサービスでは、人が審査を行っているため、融通が利く場面が多数ありました。
しかしオンライン完結型ファクタリングでは、指定通りに手続きを行わなければならず、対面式のファクタリングサービスと比べて融通が利かないという面があります。
また、AIが審査を行っているため、少しでも引っかかる部分があれば審査落ちしてしまう可能性もあります。
違法業者を利用してしまう可能性が高い
オンライン完結型ファクタリングでは、ファクタリング会社の雰囲気を確認する機会や担当者によるサポートを受ける機会がないため、違法業者を利用してしまう可能性が高いといえます。
そのため、オンライン完結型ファクタリングを利用する際は、住所は実在しているのかなど、利用を検討しているファクタリング会社の詳細を調査する必要があります。
3社間ファクタリングを利用することができない
オンライン完結型ファクタリングは、原則2社間ファクタリングでの契約となります。
オンライン完結型ファクタリングは、入金スピードや利便性に特化したファクタリングサービスであるため、ファクタリングの利用に関して売掛先から承認を得る必要がある3社間ファクタリングを利用できないことは仕方がないといえます。
しかし、通常の2社間ファクタリングと比べると、低い手数料で利用することが可能です。
低い手数料で利用できる理由としては、AI審査による人員コストの削減などが関係しており、2社間ファクタリングでありながら3社間ファクタリング並みの手数料で利用できるということも珍しくありません。
まとめ
今回紹介したオンライン完結型ファクタリングについて、重要なポイントを5つにまとめました。
- スピーディーに資金調達できる!
- 24時間どこからでも利用できる!
- 手数料が低い傾向にある!
- ファクタリング利用にかかる手間やコストを最大限抑えられる!
- 利用を検討中のファクタリング会社の信頼性は調査する必要がある
利便性の高い資金調達方法に興味を持たれた方は、オンライン完結型ファクタリングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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