今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、不動産売買・注文領域のアポイント数を最大化する「HOTLEAD」を運営しているhomie株式会社様です。
ポータルサイトや自社サイトに入った反響に対し、90秒以内という圧倒的なスピードで初回対応を行うことで、アポイント数を大幅に向上させます。
アポイント数にお悩みの方から、不動産DXでの業務改善を目指している方まで、多くの不動産関係者にチェックしていただきたいインタビューです。
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不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
homie株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「homie株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず最初に、HOTLEADの概要について簡単に教えていただけますか?」
ポータルサイトや自社サイトに入ったメール反響に対して、 反響通知から90秒以内という圧倒的なスピードで、homieのコールセンターから初回対応を行うサービスです。
初回架電が不通に終わった場合は 、「機械学習による次回架電タイミング予測」で繋がりやすい時間帯を予測することで、メール反響顧客との会話率を80%程度まで高めています。
潜在顧客が初期的な興味を持ったタイミング(反響をしたタイミング)で、 すぐにフォローできないことが顧客離脱につながる大きな要因であるため、 HOTLEADを導入することで顧客獲得数(アポイント数)を大幅に向上していただくことが可能です。
サービスリリースから1年ですが、大手ハウスメーカー様・不動産会社様を中心に、すでに100店舗以上でご利用いただいております。
Q2.「homie株式会社様は設立から2年ほどと新しい企業ですが、事業をスタートしたきっかけ・経緯は何ですか?」
事業をスタートしたきっかけは、共同創業者の村上と竹内の何気ない会話からでした。
2人ともリクルートのSUUMO(不動産メディア領域)出身だったのですが、村上は当時、リクルートを離れて不動産会社に転職し、経営企画の責任者として実業に携わっていました。
一方、竹内はリクルートを退職したのち、MBOしたアメリカの不動産テック企業の経営に携わっていたのですが、その経営を後任に引き継いで帰国したタイミングでした。
二人とも不動産業界が長く、村上は実業の経験と知見があり、竹内は日米両方の不動産業界を取り巻くテクノロジーの知見がある。
「二人で何かビジネスができないか」とよく話していました。
その壁打ちをしていたビジネスモデルの一つに、homieの事業の基になるアイディアがありました。
それはアメリカでは主流になり始めていたモデルだったので、日本でも必ず同じ流れが来るだろうと考え、竹内が見てきたアメリカでの実情と、村上が見てきた日本の不動産会社の現状を元に、事業計画を作り始めました。
そして、総合的に判断した結果、「これならいける」と確信し、「実際にやってみよう」となったんです。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。反響から90秒以内に見込み客に電話をしていただけるとのことですが、専門のチームをお持ちなのですか?」
はい。
定休日を設けない、不動産反響対応専門のコールセンターを自社で内製化しておりますので、不動産会社様の定休日も含めていつでも即時対応が可能です。
Q4.「HOTLEADを導入すれば、発生したアポを待つだけで大丈夫ですか?何か不動産会社側から行うことはありますか?」
基本的には、発生したアポイントを待つだけで大丈夫です。
弊社コンシェルジュ(オペレーター)が反響対応業務を全て引き受け、アポイントの調整まで実施いたします。
その上で、お客様からヒアリングした情報は全て引き継ぎをいたしますので、不動産会社様はその情報をもとに、接客の事前準備(シナリオ構築)にしっかりと時間を割いていただき、質の高い接客をお客様にご提供いただければと思います。
また、お客様と会話が出来た上でアポイントが成立しなかった場合でも、お客様にヒアリングした情報はしっかりと引き継ぎますので、その情報を元に今後の顧客フォローに活かしていただくことも可能です。
Q5.「HOTLEADの導入コストや運用コストなどを教えてください」
弊社の大きな特徴でもあるのですが、運用コストはアポイントごとの従量課金が主になります。
我々としてはアポイントをお返し出来ないとご料金が頂戴出来ないということになるのですが、結果にコミットするサービスであり続けるという意思表示のもと、このような料金体系を取らせていただいております。
Q6.「AIで最適化することでアポが増えるとのことですが、具体的にどの部分でAIの効果がありますか?」
初回対応が不通だった場合の2回目以降の架電において、AIが繋がりやすい時間帯を予測し、架電タイミングの最適化を実施しています。
不動産会社様からは、メール反響のお客様とお電話での会話が成立する率は、30%程度との声をよく頂戴します。
一方弊社は、性別などの属性情報、反響タイミング・希望間取りなどの顧客データ、これまでに蓄積してきた膨大なコールデータを元に、お客様が電話に出てくださる最適なタイミングを予測して架電をすることで、会話率を80%程度まで高めることに成功しました。
その結果、必然的にアポイント数を増やすことにつながっています。
Q7.「不動産販売促進サービスの他社と比べて、homie株式会社様の強みを教えてください」
高度なテクノロジーと専門性の高い人材を融合させてサービスを提供している点です。
AI・データ分析による通電率向上の仕組みと、不動産の反響対応に特化したコンシェルジュ(オペレーター)の質の高い対応により、高いアポ率を実現しています。
テクノロジーだけで全てを解決しようとするのではなく、テクノロジーという土台に人の力を徹底的に掛け合わせていることが当社の強みです。
Q8.「すでに導入している企業もありますが、どれくらいアポは増えていますでしょうか?」
企業様により差はありますが、実績としては、導入していただいた全ての会社様でアポイント率は向上しています。
高い会社様ですと、導入前比で3倍以上のアポ数が実現できております。
Q9.「具体的なhomie株式会社様の将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
テクノロジーの急速な進化により、一人一人が収集できる情報量は格段に増え、世の中は間違いなく便利になりました。
しかしその一方で、情報の量が優先されることにより、最も価値のある専門性という強みを活かしきれない組織や人が増えています。
特に不動産業界においては、WEBを経由した問合せ件数は年々増加しているにも関わらず、実際の契約件数は変わらないという事が起こっています。
増加した問合せへの対応にリソースを費やすことにより、対応品質が低下し、本来の価値であるお客様一人一人に合わせた質の高い対応が困難になっているのです。
不動産領域におけるテクノロジーは、近年すさまじく成長しているように思われています。
しかし、実際にはhigh techではなくhigh touchというのが実情で、結局のところ人と人との関係性で成り立っているのです。
つまり、不動産のような一世一代(高額)の買い物をするときに、すべてをテクノロジーで解決するのは無理だということです。
我々は、テクノロジーの持つ強みを正しく活用し、専門性を持った人材がその力を十分に活かせる環境を生み出すことで、これらの不安を解消していきたいと考えています。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
我々は反響対応業務を引き受けるだけでなく、それにより労働環境改善・人材定着率向上・営業力強化・生産性改善などの不動産業界が抱えるさまざまな組織課題を不動産会社様と共に解決すること(不動産営業DX)を目指しています。
上記のような課題解決を一緒に実現したいと思っていただける不動産会社様や、不動産業界を支援する会社様は、是非ご連絡ください。
homie株式会社の会社情報
会社名 | homie株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿西1-33-6 JP noie co-ba ebisu 1F |
代表取締役社長 | 村上 靖知 |
公式サイトURL | https://homie.co.jp/ |
最後に
今回は、「HOTLEAD」を提供しているhomie株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。
「テクノロジーだけで全てを解決しようとするのではなく、人の力を徹底的に掛け合わせる」という言葉が印象的で、それによって生み出される高い効果も非常に魅力的でした。
今後もテクノロジーと人の力を生かしながら、より大きな課題を解決してくれるのではないでしょうか。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからHOTLEADの公式サイトをチェックしてみてください。
homie株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!