「ITANDI BBを活用すれば、テレワークでリーシング業務ができるって本当?」
非接触営業の定着を図りたいものの、賃貸業務には特有のアナログ業務が多く存在するため、デジタル化を望む声は多いです。
デジタル改革関連法案の成立により、賃貸借の重要事項説明や契約手続きの電子化が認められ、非接触のリーシング業務の実現に向けて法整備されつつあります。
一方で、空室確認はお客様の問合せがあるごとに仲介会社が管理会社に電話での確認が必要で、仲介会社の担当者はこの伝言ゲームに多くの時間を取られています。
ITANDI BBは、賃貸物件の募集情報と入居申込情報とを即座に同期させることにより、空室確認の手間を省いた不動産業者間サイトです。
さらに、ITANDI BBはWEB上での内見予約に加え、入居申込から電子契約までオンラインで完結できる不動産賃貸総合プラットフォームです。
2023年7月末時点で、ITANDI BBを利用する仲介会社は79,000店舗を突破し、掲載物件数も20万件を超える巨大経済圏に成長しています。
ITANDI BBは賃貸運営の業務効率化が図れるサービスとして認められていることは明らかですが、それが営業利益UPに繋がるのか、しっかり検証する必要があります。
そのため、この記事ではITANDI BBのメリットや注意点など、詳しく説明していきます。
ITANDI BBの評判・口コミは?実際に導入した企業の声を紹介!
ITANDI BBは無料物件掲載で、閲覧数は既に月間約860万PVを突破しています。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも紹介していくので参考にしてみてください。
ITANDI BBの良い評判・口コミ
まずは、ITANDI BBの良い評判・口コミを紹介していきます。
賃貸マンションのお部屋紹介で仲介業者としてITANDI BBを利用させてもらっているのですが、とにかく使いやすい。管理会社と契約予定者の3者間の連絡もやりやすい。今までは管理会社と契約予定者に電話したり、直接会いに行ったりと時間も有していたが、かなり時間削減に繋がっている。 https://t.co/Qsm6odXVd0
— 航@恒志堂で美意識上げてます (@wataru_biishiki) March 9, 2023
これまで不動産賃貸の内覧依頼や申し込みは FAX で送るのが一般的だったのだけど、最近 GA傘下のイタンジが運営する ITANDI BB の導入がすごく増えてきている印象。スマホからオンラインでサクッと内覧依頼できるのとても助かる
— fumiya.eth (@FumiyaMizuguchi) August 25, 2022
ITANDI BBの稼働画面見せてもらったけど思いの外仕様良かった。導入考えてる。
— あくのふどうさん (@yellowsheep) April 12, 2021
不動産テックなお部屋探しサービス「OHEYAGO」のビジネスモデルを図解してみた。わざわざ店舗にいかなくてもWeb上で内見予約から入居の契約まで完了できるのが今のこの時代に合ってるし、ITANDI BBという別サービスをやってるため、いわゆる”おとり物件”がないというのもすばらしい。 pic.twitter.com/1HjgDRsARP
— チャーリー (@tetsurokondoh) January 19, 2021
ITANDI BBの悪い評判・口コミ
ITANDI BBの悪い口コミや評判を探しましたが、現時点では見当たりませんでした。
新たな情報を発見したら、随時追加していきたいと思います。
ITANDI BBの強み・メリット3選
ITANDI BBの強み・メリットである、
- 物件情報をリアルタイムで更新・その場で内見予約
- ペーパーレスでリモートワーク促進
- 徹底的な業務効率化
について紹介していきます。
ITANDI BBの強み・メリット1.物件情報をリアルタイムで更新・その場で内見予約
一般的な業者間情報流通サイトは、物件情報を検索して電話で空き状況を問い合わせ、お客様に案内します。
お客様が内見を希望したら、改めて管理会社に電話をかけ予約を取るという、仲介会社と管理会社間で少なくとも2往復の連絡が必要です。
電話連絡には人が絡みますので、不在で連絡が取れないことや調整のミスもたびたび発生します。
ITANDI BBでは、業者間情報流通サイト内で最新の空室状況がリアルタイムに確認できるだけでなく、システム上で内見予約ができます。
完全自動化されているため人が介在する必要はなく、24時間365日、常に新しい情報にアップデートされるのが特徴です。
これにより、管理会社は電話当番が不要となり、仲介会社もお客様を待たせることなく物件案内が可能となります。
ITANDI BBの強み・メリット2.ペーパーレスでリモートワーク促進
ITANDI BBの利用者には、コロナ禍をきっかけに本サービスを導入した企業が多いです。
有料付加サービスであるITANDI BB+では、リモートワークを促進させる多種多様な機能が選択できます。
電子契約や重要事項説明に対応できる「電子契約くん」はリモートワークを行うための必須サービスです。
その他、管理業務における煩雑な手続きである更新合意書や退去時の敷金精算書などのやり取りも、「電子契約くん」との連携によってスムーズに電子契約できます。
ITANDI BBの強み・メリット3.徹底的な業務効率化
有料ですが、業務改善サービスであるITANDI BB+を導入すると、管理会社にとっては徹底的な業務効率化が図れます。
運営会社の調査によると、導入前と導入後でWeb集客からの反響来店率が1.5倍になり、内見後の入居申込書から契約決済手続きまでの人員が半分で対応できるようになったとの結果です。
まず無料サービスであるITANDI BBで業務の土台を作り、今までマンパワーで回していた仲介業務をひとつひとつIT化することで、業務効率化が進みます。
ITANDI BBのサービス全体を俯瞰すると、人の手を介さず集客から入居手続きまで完結する時代もそう遠くないと思ってしまうほどです。
ITANDI BBの注意点・デメリット3選
次に、ITANDI BBの注意点・デメリットである、
- デジタルに明るくないお客様には逆に不便
- データと紙の二重管理になる可能性
- 魅力的な機能が多く、コストが雪だるま式に膨らむ
について紹介していきます。
ITANDI BBの注意点・デメリット1.デジタルに明るくないお客様には逆に不便
部屋を借りたいお客様の中には、デジタルネイティブ世代だけでなく、比較的機械音痴の方も一定数含まれます。
ITANDI BBの良さの一つとして、お客様ご自身で入居申込や電子契約手続きが行えることが挙げられますが、デジタルに明るくないお客様にはむしろ分かりづらく不便です。
昔ながらの街の不動産屋さんなどには、まだガラケーを使っている店長がいたり、時代のIT化の流れに全く乗らない店舗もあったりします。
仲介の仕事をしていると、このような古典的な方々ともやり取りが必要となることも多いので、アナログ的な運営も一部残す必要があります。
ITANDI BBの注意点・デメリット2.データと紙の二重管理になる可能性
先にお話しした通り、アナログ的な運営を一部残すという事は、紙媒体の管理も継続しないといけません。
ITANDI BBに登録されている物件は、内見予約や入居申込がオンライン化され空室確認もWeb上でできるのが特徴ですが、紙ベースの入居申込書の管理とそのシステム反映の両方を行う必要があるので注意が必要です。
ITANDI BBの注意点・デメリット3.魅力的な機能が多く、コストが雪だるま式に膨らむ
ITANDI BBは、宅建業者であれば無料で活用できるプラットフォームですが、より使いこなすには有料付加サービスの契約が必要となります。
有料のITANDI BB+には8つの便利なツールがあり、どれも業務効率化と売上アップに直結する付加価値の高いものです。
ひとつ有料サービスを使ってみると、他のサービスも使いたくなる設計になっており、運営会社のマーケティングの旨さがよく分かります。
8つ全てのツールを導入したいところですが、費用対効果をしっかり検討し導入してください。
ITANDI BBの料金プラン・支払い方法
ここからは詳細の金額プランの説明です。
ITANDI BBは完全無料で利用でき、ITANDI BB+は全て有料のサービスです。
ITANDI BB+は、会社規模や導入内容に応じて、運営会社が初期費用と月額費用をそれぞれ見積ります。
ITANDI BB |
無料 |
ITANDI BB+ 内見予約くん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ 申込受付くん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ 電子契約くん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ 更新退去くん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ ぶっかくくん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ 内装工事くん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ RPAくん |
有料(個別見積) |
ITANDI BB+ nomad cloud |
有料(個別見積) |
有料サービスであるITANDI BB+は、8つの機能で構成されていて、どの機能も業務効率化の観点で非常に有益です。
ただしフルスペックで導入すると多額になるため、まずは必要最低限の有料サービスから導入の上、必要に応じて機能追加の流れが好ましいと言えます。
ITANDI BBを利用するまでの流れ
ITANDI BBを利用するまでの流れ、
- ITANDI BBログイン
- 資料請求・お問合せ
- 有料契約選択・導入
について3つのステップで説明していきます。
1.ITANDI BBログイン
ITANDI BBは、宅地建物取引業者の登録がある企業であれば無料で利用できます。
ITANDI BBホームページ上部の「初めての方もログイン」ボタンを押し、続いて「代表電話認証で利用開始」ボタンを押します。
宅建免許番号か自社名を選択して「次へ」ボタンを押すと、運営会社の担当者から宅建業者として登録されている代表電話に連絡があります。
運営会社からアカウントが発行されたらログインして、業者間物件共有サイトであるITANDI BBの登録情報の質や、サイトの使い勝手を確かめてください。
2.資料請求・お問合せ
ITANDI BBでは、物件検察や空室確認がリアルタイムで行えますが、その後の内見予約や入居申し込みに関しては、有料機能であるITANDI BB+を契約する必要があります。
ITANDI BB+の機能を導入するか判断するために資料請求・問合せを行います。
資料請求や問合せも、ITANDI BBホームページ上部に各ボタンが設置されているので便利です。
3.有料契約選択・導入
8つの有料機能のうち、一般的には「内見予約」と「WEB申込受付」が選択されています。
会社によっては、非対面・ペーパーレスを志向されており、「電子契約」を追加導入するケースも多いです。
その他の機能としては「入居者管理」「物件確認電話対応」「内装工事」「自社システムとのRPA連携」「顧客管理・追客」があるので、運営会社の担当者のレクチャーを参考にしながら、導入サービスを決定します。
ITANDI BBは「売上向上と業務効率化の二兎を追う企業」におすすめ!
ITANDI BBは、withコロナ時代の新たな生活様式に対応した賃貸不動産業務の実現を推進しています。
これまでの業務の代わりにデジタル技術を活用するといった、単なるデジタライゼーションではなく、本気でデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進したい企業には是非導入を検討頂きたいサービスです。
ITANDI BBの運営会社情報
ITANDI BBを扱っている会社のご紹介です。
イタンジ株式会社の会社概要
イタンジ株式会社の詳細情報は以下の通りです。
名称 |
イタンジ株式会社 |
本社所在地 |
東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー42階 |
代表者 |
永嶋 章弘(代表取締役社長執行役員CEO) |
設立年月 |
2012年6月 |
資本金 |
36,000,000円 |
事業内容 |
一般消費者への不動産サービス提供 不動産会社へのシステム提供 不動産業務におけるIT活用コンサルティング |
まとめ
ITANDI BBは、賃貸物件の募集情報と入居申込情報とを即座に同期させることにより、空室確認の手間を省いた不動産業者間サイトです。
ITANDI BBの3つのポイントをまとめてみました。
- 物件情報をリアルタイムで更新・その場で内見予約
- ペーパーレスでリモートワーク促進
- 徹底的な業務効率化
有料サービスのITANDI BB+も魅力的ですが、まずは無料のITANDI BBからご利用されてはいかがでしょうか。
不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。