「リースバックの買取査定価格は安いと聞くけど、本当?」
「リースバックの買取査定価格はどれくらい安い?」
リースバックを検討したことがある方は、このような疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?
大事なマイホームを売りに出すわけですから、買取査定価格が気になるのも無理はありません。
では、実際に、リースバックの買取査定価格は、安いのでしょうか?
また、安いとしたらどれくらい安くなるのでしょうか?
結論から言います。
リースバックの買取査定価格は、一般的な不動産売却よりも安く設定されています。
また、たいていの場合は、市場価格の60%〜80%で取引される事が多いです。
いかがでしょうか?
これだけ見れば残念な結果ですが、リースバックの買取査定価格に対する疑問は、まだまだあるはずです。
そこで、この記事では、「リースバックの買取査定価格の計算方法」と「買取査定価格が安い理由」、「買取査定価格を上げる方法」について、詳しく解説していきます。
あなたが、リースバックを検討しているのなら、この記事を参考にしてみてください。
リースバックを検討する際、1社だけの査定で決めるのは危険。
同じ物件でも査定する会社によって300万円以上も差が出ることがあるからです。
本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放す、なんてことを防ぐためにも、必ず複数社に査定を依頼しましょう。
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リースバックの買取査定価格は安くなりがち?
冒頭でも言いましたが、リースバックで家を売却すると、一般的な売却方法よりも買取査定価格が安くなることが多いです。
その理由は、2つあります。
理由その1.不動産業者が家を購入するから
1つ目は、不動産業者が家を購入するからです。
不動産業者は家を売却して利益を得るためやリスクを抑えるために、買い取る金額を安く設定しなければなりません。
理由その2.売却者自身が買取価格を安くする事を希望するから
2つ目は、リースバックのほとんどは、売却金額によって家賃金額が決まるため、売却者自身が買取価格を安くする事を希望する事が多いためです。
このように、両者にとって、買取査定価格が安いことはメリットになり得ます。
しかし、「買取査定価格が安いことで、必要な資金調達の金額に届かなかったため、返済計画を見直すようになった」というようなトラブルも珍しくありません。
こういったトラブルを防ぐためには、必要な資金調達の金額を正確に把握したうえで、買取査定金額で足りるのかを見極めることが重要です。
リースバックの買取査定価格はどう計算されるのか
リースバックの買取査定価格はどのように計算されているのでしょうか?
買取査定価格を計算するためには、市場価格を知る必要があります。
そのため、不動産鑑定士などに、土地の評価と建物の評価を依頼します。
この土地の評価によって計算された土地の値段と、建物の評価によって計算された建物の値段の合計が市場価格です。
この市場価格にリースバックを行う業者の掛け目をかけると、買取査定価格が算出されます。
ちなみに、業者によって掛け目は違うため、見積書をとって確認することがおすすめです。
では、具体例を含めて、もう少し詳しく説明していきます。
リースバックの買取査定価格は市場価格の60%~80%ほど
リースバックの買取査定価格は、市場価格の60%〜80%ほどの場合が多いです。
例えば、自宅を査定して、3,000万円であった場合は以下のような計算になります。
- 3,000万円×60~80%=1,800万円〜2,400万円
このように、業者によっては、1,200万円も市場価格から買い取る金額が少なくなります。
しかし、リースバックには、引っ越しが必要ないことやすぐに現金化できるなどのメリットが多いのも確かです。
ですから、自分にとってリースバックが必要なのかを慎重に見極める事が重要になります。
買取査定価格はどうして安くなるのか
リースバックの買取査定価格は、市場価格の60%〜80%になることが多いと説明をしました。
なぜ、買取査定価格が市場価格より安くなるのでしょうか?
それは以下の3つの理由があるからです。
- リースバックした物件は再販される
- 第三者に販売するときはリフォームすることも
- 手数料を差し引いても赤字にならないよう設定されている
それぞれについて、説明していきます。
買取査定価格が市場価格より安くなる理由1.リースバックした物件は再販される
一般的な売却方法では、家を不動産業者に仲介してもらい、一般の方に売却します。
一方、リースバックは不動産業者に買い取ってもらって、賃貸契約を交わすことで、元所有者が家に住み続けることが可能です。
しかし、この元所有者が退去すると、売却された物件を不動産会社の物件として、売り出す必要があります。
その際にかかる諸経費や売却益を得るために、買い取る金額が安くなってしまうのです。
買取査定価格が市場価格より安くなる理由2.第三者に販売するときはリフォームすることも
リースバックをした後に、賃貸契約が更新されない場合や入居者が退去した場合には、家を買い取った不動産業者が物件を販売しなければなりません。
このような場合には、物件をより良い価格で売却するために、リフォームを行うことも珍しくないのです。
このリフォームを行うための費用が、買取査定価格から差し引かれていることがあるため、安く設定されている可能性があります。
買取査定価格が市場価格より安くなる理由3.手数料を差し引いても赤字にならないよう設定されている
リースバックを行った不動産業者は家賃収入だけでなく、購入した家を売却して、利益をあげることを想定しています。
しかし、2,000万円で購入した家が2,000万円でしか売却できなければ、仲介手数料や諸経費を考慮すると、赤字になってしまいます。
このように、赤字を防ぐために、仲介手数料などの手数料費をあらかじめ買い取る金額から差し引くことが多いため、買取査定価格が安くなりがちなのです。
リースバックの買取査定価格は上げられる?
ここまで説明したように、買取査定価格は一般的な売却方法よりも安くなります。
しかし、多くの方は、できる限り高く買い取ってほしいと思っているはずです。
では、買取査定価格を上げる方法はないのでしょうか?
それは、相見積もりを行うことで可能です。
相見積もりとは、リースバックを行う業者ごとに、買取査定価格の見積もりをしてもらうことをさします。
この見積もりの結果を比較して、一番高い業者に依頼をおこなうことで、買取査定価格を上げることが可能です。
他にも、業者によっては、他の業者の見積もりの価格を提示することで、買取査定価格があがる場合もあります。
もし、依頼したい業者が、他の業者よりも買取査定価格が低い場合には、上記のような交渉をしてみてもいいかもしれません。
リースバックした物件を買い戻したい!価格相場は?
リースバックは、売却した家を買い戻すことができる制度がある場合が多いです。
もし、家を買い戻したいとなった時に、気になるのは買い戻し価格だと思います。
では、買い戻す場合の価格相場はどれくらいなのでしょうか?
それは、売却金額の1.1倍〜1.3倍と言われています。
なぜ、売却金額よりも高いのでしょうか?
それは、不動産業者も利益を得る必要があることと買い戻し時に発生する諸経費を上乗せしなければいけないからです。
このように、売却時から年数が経過していても売却金額よりも高いことが多いので、買い戻す際は、慎重に検討をする必要があります。
買い戻しを希望するときは再売買の契約も忘れずに
リースバックを行った家を買い戻す場合には、リースバックの契約時に買い戻し特約の契約をする必要があります。
もし、あなたが、将来的に家を買い戻したいと考えているなら、再売買の契約を交わすようにしてください。
万が一、契約を忘れてしまったら、買い戻すことができない可能性があります。
もし、将来的に資金の確保ができる見通しがあるなら、自宅の買い戻しも検討してみてください。
まとめ
この記事では、リースバックの買取査定価格が安い理由や相場、高くする方法まで説明してきました。
なので、最後まで読んでくれたあなたは、買取査定価格が安い際の対処法まで理解できたと思います。
それでも、どの業者の見積もりでも必要な金額に届かない場合は、一般的な不動産売却に切り替えることも検討する必要があります。
このように、リースバックの買取査定価格を把握したうえで、自分にリースバックが合っているかを見極めることが重要になります。
そして、もし、リースバックの買取査定価格のことで悩んだら、この記事をもう一度、参考にしてみてください。
リースバックを検討する際、1社だけの査定で決めるのは危険。
同じ物件でも査定する会社によって300万円以上も差が出ることがあるからです。
本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放す、なんてことを防ぐためにも、必ず複数社に査定を依頼しましょう。
何社も調べて査定依頼するのは面倒ですが、そんな時はリースバック専門の一括査定サイト「家つぐ」が便利です。
・100社以上の提携業者から、好条件の最大10社を厳選
・戸建だけでなく、マンションや店舗、倉庫などもOK
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不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。