「OwnersBookは不動産特化型ソーシャルレンディングだけど、不動産投資クラウドファンディングとは違うの?」
「OwnersBookはどんな会社が運営していて、会社の信用度はどうなの?」
2014年に誕生した、国内初の不動産特化型ソーシャルレンディングがOwnersBook(オーナーズブック)です。
クラウドファンディングは不特定多数の人がインターネットなどを通じ、会社や個人に投資や貸付をする仕組みで、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。
この記事で、OwnersBookの特徴とメリット・デメリット、そして口コミや評判をわかりやすく解説しています。
ご自身の投資の選択肢として、参考にしてください。
不動産クラウドファンディングは、これまで一社ごと会員登録手続きが必要でした。
どのサイトでも同じような情報の入力が必要で、毎回、顔認証や本人確認書類での登録作業をすることに面倒だと感じていた方も多いのではないでしょうか。
そこで、新しく複数社の会員登録を一括で済ませられる「Fund Search(ファンドサーチ)」が登場しました。
複数社に登録することで、投資機会を多く得られ、資金効率をよくすることができます。
また、分散投資のためにも複数社への登録はしておくべきでしょう。
現時点で一括登録できるサービスは下記の7社です。
- わかちあいファンド
- 利回りくん
- ダーウィンファンディング
- SOLS(ソルス)
- ダイムラーファンド
- REISMファンズ
- MyShopファンド
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7社で最大35,000円分のAmazonギフト券がもらえる機会はあまりないですよね。
※既に投資家登録をしているサービスがある場合、登録済みのサービスのみAmazonギフト券プレゼントの対象外になりますが、一括会員登録自体は問題なく実施できます。
ファンドは常に募集されているわけではありませんので、気になる方はお早めに登録しておくことをおすすめします。
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投資家歴10年の個人投資家。慶應義塾大学在学中から世界中の株式投資、債券、コモディティまで運用中。
他にもマンション投資、ソーシャルレンディング、不動産投資クラウドファンディングにも投資中。
OwnersBook(オーナーズブック)に関する評判・口コミを紹介
OwnersBookについての評判・口コミをいくつか紹介します。
OwnersBookの分配金も入った☺️ pic.twitter.com/a1f1ZKf5Lo
— モのプ (@zl_mkmichi81) July 19, 2024
OwnersBook落選。
最近、抽選だといっちょん当たらんばい。— まさお (@slwatch_net) August 5, 2024
OwnersBook抽選するのに入金させて、落選になって払い戻しにお金取るのまじで腹立たしい。#OwnersBook
— Platypus (@Platy00771470) July 3, 2024
オーナーズブックの恵比寿案件いまごろ思い出して見たけどそりゃ満額埋まってるですよ
— はしやすめ (@hashiyasume) March 10, 2024
OwnersBookではきちんと償還されていることが報告されています。
ファンドは毎回人気で、なかなか投資できないという方も多いようです。
遅延の発生している大阪ホテル案件ですが、償還が始まっているようです。
OwnersBook(オーナーズブック)の7つの特徴を一挙解説!
OwnersBookは、投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。
商業ビルや分譲地となる不動産を購入する会社へ投資するファンドで、「不動産特化型ソーシャルレンディング」と表現されています。
投資はあくまで会社への貸付であり、ファンドが不動産に直接投資する不動産投資型クラウドファンディングとは似て非なるものです。
ここでは、OwnersBookの7つの特徴
- 概要
- 募集頻度
- 過去の募集件数
- 最低投資額と優先劣後比率
- 直近の平均募集額
- 直近の募集達成率
- 直近の平均運用期間
について解説していきます。
OwnersBookのファンドの概要
OwnersBookは、不動産を購入・運営する会社へ資金を貸貸し付ける形式で、不動産投資のリターンを目指すサービスです。
主要駅の駅近など、プロの目で厳選した物件に投資しています。
運営しているのが東証プライム上場企業の100%子会社というのも、安心感につながるでしょう。
OwnersBookのファンドの募集頻度
OwnersBookでは、2022年7月に4件、6月に3件の案件が募集されていました。
2023年以降は、月に2~6件程度の募集があり、コンスタントにファンド募集が続いています。
OwnersBookのファンドの過去の募集件数
OwnersBookは、2017年9月に初めての案件を募集して以降、2024年8月までに累計326件のファンドを組成しています。
累計投資額は511億円、元本割れになったことは一度もありません。
OwnersBookの最低投資額と優先劣後比率
OwnersBookの最低投資額は1万円からとなっています。
OwnersBookは「不動産特化型」と銘打っていても、あくまで企業へ投資(貸付)するクラウドファンディングです。
そのため、直接不動産に投資する不動産投資型クラウドファンディングのような優先劣後比率はありません。
OwnersBookのファンドの直近の平均募集額
直近のファンド5件における運用実績は
- 北青山オフィス・商業ビル案件:10億円
- 南麻布マンション案件:1億2,000万円
- 下高井戸マンション用地案件:3億5,000万円
- 大井町戸建用地案件:8,500万円
- 武蔵小山・朝霞レジデンシャル用地案件:4億5,000万円
となり、平均募集額は4億円となります。(2024年8月時点)
OwnersBookのファンドの直近の募集達成率
直近のファンド5件における募集達成率は
- 北青山オフィス・商業ビル案件:100%
- 南麻布マンション案件:100%
- 下高井戸マンション用地案件:307%
- 大井町戸建用地案件:100%
- 武蔵小山・朝霞レジデンシャル用地案件:346%
となり、募集達成率はすべて100%以上を維持しています。(2024年8月時点)
OwnersBookのファンドの直近の平均運用期間
直近のファンド5件における運用期間は
- 北青山オフィス・商業ビル案件:31ヶ月
- 南麻布マンション案件:31ヶ月
- 下高井戸マンション用地案件:25ヶ月
- 大井町戸建用地案件:19ヶ月
- 武蔵小山・朝霞レジデンシャル用地案件:25ヶ月
となり、平均した運用期間は26.2か月です。
また通算でのソーシャルレンディング平均運用期間は21.4か月(2024年8月30日時点・公式HP記載実績)で、投資型クラウドファンディングで主流の6カ月程度と比べて長期になっています。
OwnersBook(オーナーズブック)に投資する前に!リスク・デメリットについても解説
OwnersBookはメリットの多いサービスですが、当然デメリットもあります。
実際に投資する前に、下記のデメリットを必ず確認しておいてください。
- 元本保証ではない
- 競争率が高く投資できない可能性がある
- 出金手数料は一律330円(税込)
それぞれ解説していきましょう。
OwnersBookのリスク・デメリット1.元本保証ではない
OwnersBookは、元本が100%保証されているわけではありません。
しかし、これはクラウドファンディング、ソーシャルレンディングすべてに共通するリスクです。
また、OwnersBookでは、投資するすべてのファンドで対象となる不動産を担保にしています。
万が一、投資した会社がデフォルト(債務不履行)となった場合でも、担保不動産の売却等で資金の回収を図るリスクヘッジ策が講じられているのは安心感がありますね。
OwnersBookのリスク・デメリット2.競争率が高く投資できない可能性がある
OwnersBookは、ファンド募集があってもすぐに埋まってしまい、投資できない可能性があります。
2024年8月時点で会員数は4万人を超えており、ライバルが多いことが原因ですが、それだけ人気が高い証拠でもありますね。
OwnersBookのリスク・デメリット3.出金手数料は一律330円(税込)
OwnersBookの出金手数料は、一律330円(税込)です。
他のサービスでは、使用する口座によっては無料にできる場合もありますが、OwnersBookでは必ず330円(税込)がかかるので注意してください。
また、投資口座への振込手数料も自己負担です。
OwnersBook(オーナーズブック)は怪しい?投資家が分析
OwnersBookに怪しいといった否定的な意見はあるのでしょうか?
長年投資をしている筆者が分析します。
OwnersBookは不動産クラウドファンディングのパイオニア
OwnersBookは日本における不動産クラウドファンディングのパイオニア的存在であることをご存知でしょうか。
まだ不動産クラウドファンディングは歴史の浅い投資ですが、日本で最も早く始めた一社がOwnersBookだと言えます。
そのため実績も十分ですし、怪しさはないでしょう。
OwnersBook(オーナーズブック)の会員登録の方法をステップでわかりやすく解説
OwnersBookの会員登録方法を説明します。
- OwnersBook公式サイトの「会員登録」からメールアドレスを入力
- 届いたメールのURLをクリックして、氏名、住所、取引用の銀行口座などの情報を入力
- 本人確認
OwnersBookの本人確認は
- スマホでクイック本人確認
- ハガキ受け取りで本人確認
の2種類から選べます。
ハガキの場合は本人確認書類が2点必要ですが、スマホなら1点で構いません。
かかる時間も大幅に短縮されるので、スマホでの本人確認がおすすめです。
OwnersBook(オーナーズブック)のよくある質問に答えます
OwnersBookに興味をお持ちの方のために、よくある質問にも答えていきましょう。
OwnersBookの株主優待投資枠とは?
OwnersBookのファンドでは、親会社の「ロードスターキャピタル株式会社」の株主専用の優待枠が用意されています。
たとえば、「越谷市物流施設第1号第1回」では、募集総額2億2,000万円のうち5,500万円が株主優待枠でした。
かなりの割合ですので、株主であれば投資できる確率はぐっと上がるでしょう。
なお、株主優待を受けるための条件は下記のとおりです。
- 「ロードスターキャピタル株式会社」の株式を1,000株以上、かつ6か月以上継続保有
- 優待基準日(6月30日及び12月31日)の株主名簿に記載
- 公式サイトにて投資家申請手続きを行う
OwnersBookにキャンペーンはある?
2024年8月時点で、OwnersBookでキャンペーンは開催されていません。
ただし、今後開催される可能性もありますので、最新情報は公式サイトでチェックしましょう。
エクイティ型ってなに?
OwnersBookには、ここまで解説してきた「貸付型」のファンドの他に、「エクイティ型」も用意されています。
企業に融資をする貸付型に対して、エクイティ型は特別目的会社(SPC)を経由して、不動産信託受益権を購入する仕組みです。
貸付型より大きなリターンが期待できる反面、元本割れするリスクも高いので、初心者の方はまず貸付型から始めるのがよいでしょう。
OwnersBookで税金はかかる?確定申告が必要?
OwnersBookでの配当収入を得た場合、金額によっては確定申告が必要です。
配当金は「雑所得」に分類されますが、雑所得の合計が年間20万円以上になった場合は、会社員の方でも確定申告を行ってください。
大阪のファンドで遅延が発生しているのは本当?貸し倒れになる?
OwnersBookのファンド「大阪市中央区ホテル素地第1号第1回案件」において、遅延が発生しているのは事実です。
コロナ禍で予定どおりに不動産が売却できず、2021年3月から2022年3月まで弁済期限が1年延期されました。
その後2024年4月の公式サイトからの近況報告では、担保不動産を売却したものの、売買金額が現在の投資残高707.1百万円を下回る結果となり元本割れする可能性が生じています。
また、売却による資金回収が行われたものの、全額の回収には至っておらず、一部の投資に対しては回収不能となる可能性、いわゆる「貸し倒れ」のリスクが依然として残っています。
ただし、OwnersBookではすべての状況を詳細に公開し、回収金額の最大化にも努めているとのことです。
誠実に対応してくれているのは間違いありませんので、続報を待ちましょう。
OwnersBook(オーナーズブック)の運営会社は信頼できる?会社情報から信頼性や安定性を紹介
OwnersBookを運営するロードスターインベストメンツ株式会社は、東証プライム上場のロードスターキャピタル株式会社の100%子会社です。
上場会社のグループ企業の信用度がありますね。
<ロードスターキャピタル株式会社>
- 資本金:14億2百万円
- 上場証券取引所:東京証券取引所 プライム市場
ロードスターインベストメンツ株式会社の会社概要
会社名 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
設立 | 2019年8月30日 |
資本金 | 50百万円 |
登録番号 | 投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業 関東財務局長(金商)第3260号 |
宅地建物取引業免許 |
東京都知事(1)第104014号 |
総合不動産投資顧問業 | 国土交通大臣 総合 – 第164号 |
本社所在地 | 東京都中央区銀座一丁目9番13号 プライム銀座柳通りビル7階 |
加入団体 |
一般社団法人 日本投資顧問業協会 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会 |
まとめ
この記事ではOwnersBookの評判や口コミと特徴、そしてとメリット・デメリットまで解説してきました。
OwnersBookは
- 上場会社が運営している安心感
- 1万円から不動産投資が可能
といったメリットから高い人気を誇っています。
この記事で興味を持った方は、次のファンドへの応募を検討されてはいかがでしょうか?
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本サイトのコンテンツは事業者の公式サイトから抜粋した情報をもとに執筆者個人の感想を加えたものです。正確な情報は、事業者の公式サイトにてご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意思決定は、事業者の公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身の判断にてお願いいたします。