データ収集から運用までをワンストップで提供する不動産データ分析サービス「KEY ESTATE」とは?【株式会社キーウォーカー様】

今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、不動産データ分析サービス「KEY ESTATE」を運営している株式会社キーウォーカー様です。

外部から収集した物件情報に、ユーザーが保有する実績データを融合して高性能なデータ分析を行い、不動産価格の決定や不動産投資の判断をサポートします。

業務の効率や収益を上げたい方や、データ活用にお悩みの方に、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

不動産データ分析サービス「KEY ESTATE」の公式サイトはこちら⇒

目次

株式会社キーウォーカー様へのインタビュー内容を紹介します

今回は、株式会社キーウォーカー取締役CSO データソリューション営業部長の赤沼隼様にお答えいただきました。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず最初に、KEY ESTATEの概要について簡単に教えていただけますか?」

不動産データをAIで分析し、不動産業界の属人的な課題を解決するサービスです。

外部から収集した不動産価格、賃料、築年数、間取りなどの物件情報に、お客様が保有する実績データなどを融合させることにより、高精度なデータ分析が可能になります。

さらにBIツールTableauを活用し、グラフやマップ形式での可視化を行うことで、データの直感的な理解を促進します。

このようなデータ活用環境を構築することにより、専門スキルや分析の労力を必要とせずに、データに基づいた不動産価格・賃料の決定や不動産投資の判断が行えるようになります。

Q2.「株式会社キーウォーカー様は設立から20年以上経っていますが、KEY ESTATEをスタートしたきっかけ・経緯は何ですか?」

キーウォーカーでは、これまでの様々な業界におけるデータ活用の支援をしてきました。

特に内部データと外部データ(主要ポータルサイトから精度の高い情報)を掛け合わせて分析、可視化するところまでをワンストップで提供しており、高い評価をいただいております。

その中で、不動産業界から多くいただくデータ活用におけるニーズをまとめたのがKEY ESTATEです。

Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。AIによる自動化で劇的に時間短縮ができるとあります。時間短縮の事例や目安があれば教えてください」

例えば、マンションの販売価格を決める際に、これまでは関連する部署がそれぞれの思惑で価格案を出し、まとまるのに時間を要していたというお客様の事例があります。

そこに、ビッグデータを活用することでAIによる「新しい軸」が示唆され、その軸に対して部署間の調整を行えばよいため、意思決定にかかる時間が大幅に短縮されたそうです。

Q4.「自動化についてはRPAを活用して、人の代わりに特定の業務フローを遂行してもらうことはできますか?」

可能です。

特に、オープンデータを集めると言ったところでは、弊社独自のクローリング技術で自動化することができます。

Q5.「調査部分をAIが自動化してくれる場合、調査の正確性はどのように測れますか?データが豊富など優位性があれば教えてください」

インターネット上にあるオープンデータの多くを収集することが可能です。

数千・数万ページの大量のWEBオープンデータを効率的に自動収集できるクローラー開発が当社の強みです。

Q6.「AIやビッグデータを扱っている事業者も増えてきました。株式会社キーウォーカー様の強みをぜひ教えてください」

私たちの強みは

1.様々な業界に対する知見を活かした予測モデルを構築できること

2.独自開発のWebクローリング技術で、不動産価格・賃料の決定や不動産投資の判断に活用できるデータの収集、整形を行えること

3.TableauなどのBIツールを活かし、構築したモデルを誰もが意思決定できるように可視化するところまでをワンストップで提供できること

です。

Q7.「導入を検討している事業者に対して、料金体系や目安を教えてください」

仕様や要望にもりますが、初期費用が34.5万円、月額費用が6万円から提供しています。

お客様ごとに「誰が何の意思決定をしたいのか」を確認しながらAIモデルを構築することも可能です。

Q8.「BIツールは慣れていない方だと難しいかもしれません。ツールの使い方も教えてもらえますか?」

可能です。

データの可視化はデータドリブンな組織にとっての基本の「キ」となってきます。

そのため、トレーニングコースも充実させ、初めて触る方から慣れている方まで、様々なお客様向けにメニューを取り揃えております。

Q9.「具体的な株式会社キーウォーカー様の将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

私たちは「世界の未来を可視化する」をミッションに掲げています。

そのためにNo Data, No Result(データが無いとはじまらない)の信念の中、大量のデータ収集を可能とし、分析、可視化することで皆様のビッグデータによる意思決定支援をこれからも行っていきます。

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

社内にある様々なデータに外部のデータを組み合わせることで、新しい「価値」が生まれるかもしれません。

私たちはそのような場面をいくつも見てきました。

ぜひ貴社のビッグデータ、AI活用のお手伝いをさせてください。

株式会社キーウォーカーの会社情報

会社名 株式会社キーウォーカー
所在地 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル7F
代表取締役社長 真瀬 正義
公式サイトURL https://www.keywalker.co.jp/

最後に

今回は、「KEY ESTATE」を提供している株式会社キーウォーカー様のインタビュー記事を紹介しました。

独自の技術でデータを収集するのはもちろん、その分析と可視化にも重きを置き、強みとしている点が印象的でした。

今後もビッグデータとAIで、多くの企業をよりよい方向へ導いてくれるのではないでしょうか。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからKEY ESTATEの公式サイトをチェックしてみてください。

KEY ESTATEの公式サイトはこちら⇒

株式会社キーウォーカー様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!

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