今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、謄本情報を瞬時に取得できる「不動産チェッカー」を運営している株式会社トーラス様です。
モバイルで地図上にピンを立てるだけで、現在の謄本のほか、土地の評価額や過去の蓄積情報などまで瞬時に取得できるため、業務の効率化や営業戦略立案の強い味方になってくれます。
不動産営業を行う方はもちろん、金融機関の方にも、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
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不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
株式会社トーラス様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「株式会社トーラス様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、不動産チェッカーの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
スマホで地図上にピンを立てて、該当物件の調査や謄本取得を行うサービスです。
物件の謄本をその場で取得できるだけでなく、その先の情報まで瞬時にチェックできます。
現地や社内で閲覧・共有することで、営業の効率化や営業戦略の立案に役立てることが可能です。
Q2.「次に不動産チェッカーをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
代表が銀行に勤めていた頃に、謄本情報を元に顧客開拓を行った経験がきっかけです。
謄本には、様々な情報が詰まっています。
銀行員が見れば、「5年前に組んだローンの据え置き期間がもうすぐ終了するので、金利が上がるな」とか、「不動産の相続税が発生しそうだな」とか、細かい事情が分かってきます。
この情報を元に営業を行えば、更に効率的に顧客提案ができると考えました。
これが、不動産チェッカーの原点です。
そこから、不動産会社の方からの依頼を基に改良などを行い、現在の形となりました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際の不動産チェッカーの強み・優位性を教えてください。」
近年、謄本取得の代行サービス企業は増えています。
しかし、当社はただの謄本取得代行やオンライン謄本取得サービス企業ではありません。
当社は、過去からの謄本情報を蓄えています。
地図上で周辺地域の売買情報や相続情報を表示したり、BOT形式で評価額や近隣相場を表示したりと、業務効率化に大きく貢献するサービスを提供しているのは当社の強みです。
Q4.「謄本を瞬時にモバイルで確認できるメリットは大きいですが、その先の情報までチェックできるとしています。具体的にはどんな情報が手に入りますか?」
謄本を取得する際に、謄本情報のほかにも
- 路線価
- 土地の評価額
- 近隣のキャップレート
- 過去5年間の権利移動情報
- 近隣の融資銀行ランキング
などを確認することができます。
また、不動産チェッカーの検索機能を利用すると、近隣の相続・売買物件情報や融資状況も確認可能です。
そのほかにも、お客さまのニーズに合わせた検索機能を追加することができますので、「こんな機能はないの?」など、聞きたいことがあればお気軽に弊社へご連絡ください!
Q5.「モバイルで取得した謄本をそのまま保存や社内シェアすることはできますか?」
可能です。
PC版(不動産レーダー)を使用すれば、社内で過去に取得した謄本を一覧表示や検索することができます。
表示画面には、現在有効な謄本情報や地番図、GoogleMAPの情報などが表示されています。
また、取得した謄本に権利異動が発生した際にお知らせするパトロール機能を付与することや、所有者情報から他に保有する物件の情報を検索することも可能です。
情報が可視化されますので、営業の効率化や営業戦略の立案にお役立てください。
Q6.「PC版の『不動産レーダー』との連携によってさらに機能が増えるとしています。具体的にどのような機能が使えますでしょうか?」
不動産レーダーは、PCで過去取得した謄本を確認することができる製品です。
「不動産チェッカー」と「不動産レーダー」の両製品を利用することで、取得した謄本の管理・閲覧や、所有者名や地番からの検索を行うことができます。
また、PDFでお持ちの謄本の取り込みや、取得情報をExcelにエクスポートすることも可能です。
Q7.「営業効率が上がるとしています。具体的に不動産チェッカーを使い営業を向上させられるケースを教えてください。」
不動産営業の場合、築年数や相続情報で検索をかけ、古い物件や相続物件などの買い替えや売却の提案などに活用することが可能です。
また、謄本情報を元にしたデータベースであるため、不動産会社がターゲット企業と考えられがちですが、金融機関での営業活動効率化にも貢献します。
例えば、担当地域の顧客への接触を行う場合。
所有者情報から検索を行うことで、顧客の不動産所有状況や相続情報を確認することができます。
背景資産を知った上で営業提案を行うことで、より顧客ニーズに合った商品を提案することが可能です。
加えて、周辺地域の築年情報や融資状況を確認することで、周辺の新規顧客の発見にも繋がります。
Q8.「不動産営業に関するデータベースとしても活用できますか?謄本情報以外に活用できるデータがあれば教えてください。」
できます。
取得した登記情報には、当社データベースから取得した所有者の保有物件数や、築年数などが一覧表示されています。
不動産チェッカーでは、謄本情報のほかに、築年数や、売買・相続、融資状況からの検索ができます。
ただ謄本を代行取得する企業では、このような検索はできません。
「大量に謄本を持っているが、取得したら破棄してしまっている」という方、宝の持ち腐れです!
ぜひ弊社にご相談ください!
Q9.「株式会社トーラスとしての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
弊社ビジョンとして、「不動産ビックデータで、情報の非対称性を解消して、世の中を良くする。」ことを掲げております。
謄本情報を分かりやすく、更に活用すべく「不動産チェッカー」や「不動産レーダー」を開発してまいりました。
使いやすさの面が向上することで、「不動産情報をとるならトーラス」が世間に浸透し、将来的にはgoogle検索を「ググる」といわれるように、謄本を取得する=「トーラスる」などと呼ばれるような存在を目指しております。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者について、一言お願いします!」
不動産謄本は、独自の書式・様式で記載されており、正確に読み解くにはコツや知識が必要です。
弊社は不動産登記情報を整理して、世の中の人にとって分かりやすいものにすることで、お客さまの営業やマーケティングの効率化に寄与することを最大のミッションとして日々活動しています。
「活用されていない謄本がある」「営業戦略に不動産情報を活用したい」などのニーズがあれば、ぜひ弊社にご相談ください。
株式会社トーラスの会社情報
会社名 | 株式会社トーラス |
所在地 | 東京都中央区日本橋室町3丁目2-18 海老屋ビル4階 |
代表取締役社長 | 木村 幹夫 |
公式サイトURL | https://www.torus.co.jp/ |
最後に
今回は、「不動産チェッカー」を提供している株式会社トーラス様のインタビュー記事を紹介しました。
通常、取得するのにも読み解くのにも手間がかかる謄本情報を瞬時に取得できて、営業に役立つデータまで提供してもらえる画期的なサービスですね。
不動産を「トーラスる」ことは、今後も多くの企業を力強くサポートしてくれることでしょう。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクから不動産チェッカーの公式サイトをチェックしてみてください。
株式会社トーラス様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!