不動産の賃貸管理会社で働いている方は、仲介会社からの空室確認対応に追われることも多いのではないでしょうか?
鳴り止まない電話に対応し続け、気づけば1日が終わっていた、なんてこともあるかもしれません。
そんな時に活用してほしいサービスが、物件確認の自動応対サービス「ぶっかくん」です。
ぶっかくんとは、【24時間365日】自動で物件確認対応してくれる業務効率化サービス。
今回の記事では、そんなぶっかくんの特徴や評判について、詳しく解説していきます。
ぶっかくんの4つの特徴・メリット
ぶっかくんの主な特徴・メリットは以下の4つです。
- 24時間365日、内見確認に自動対応できる
- 浮いた分の従業員や時間をより生産性の高い業務に割ける
- 反響の多かった電話に関するデータを自動で作成
- 「内見予約くん」などのサービスと連動できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
ぶっかくんの特徴・メリット1. 24時間365日、内見確認に自動対応できる
ぶっかくんは自動音声ツールのため、担当者がいない営業時間外や、休みの日でも問い合わせに対応できます。
その結果、ぶっかくんの導入で反響集客力が15%もアップするそうです。
ぶっかくんの特徴・メリット2.浮いた分の従業員や時間をより生産性の高い業務に割ける
ぶっかくんを導入することで、人手を割いていた物件確認を自動化できます。
人件費を抑えられるため、これまで物件確認に かかっていたコストを57%カットすることが可能です。
浮いた人手と人件費を使って、より重要性の高い業務に充てることができます。
ぶっかくんの特徴・メリット3.反響の多かった電話に関するデータを自動で作成
ぶっかくんは、自動応対で取得したデータをもとに、レポートを生成する機能もあります。
具体的にレポートとして出力できるのは、以下の項目です。
- 人気物件の表示
- 物件の問い合わせ数
- 入電者情報
- 時間毎の反響分布
- 入電が多い仲介会社
物件オーナーへの提出レポートや業務分析として役立てることができますね。
ぶっかくんの特徴・メリット4.「内見予約くん」などのサービスと連動できる
ぶっかくんの運営会社である「株式会社イタンジ」は、ぶっかくん以外にも便利なITサービスを提供しています。
内見予約ができる「内見予約くん」、入居申込書のWeb受付システム「申込受付くん」など、他のサービスと連動させることで、ぶっかくん単体で利用する以上のメリットを享受できます。
ぶっかくんの注意点・デメリット
ぶっかくんのデメリットをあげるとすれば、具体的な問い合わせには対応できない点です。
あくまでも事前に設定したデータの中から回答するので、データにない内容の問い合わせがあった場合は、別途、担当者が直接対応する必要があります。
ぶっかくんはITANDI BB(元CLOUD CHINTAI)の機能の一つ
ぶっかくんは、イタンジが提供している「ITANDI BB」という賃貸ワンストップサービスの内のひとつです。
ぶっかくんのほかにも、下記のサービスがあります。
- ITANDI BB
- 電子契約くん
- 電話FAXくん
- 更新退去くん
- 内見予約くん
- 申込受付くん
- RPAくん
- nomad cloud
各サービスの概要を紹介します。
ITANDI BB
物件をスムーズに検索でき、気になる物件があればその場で内見の予約・入居の申し込みまで実施できるサービスです。
電子契約くん
不動産の賃貸契約をWeb上で完結させられるサービスです。
重要事項説明などを対面で行う必要がなく、手間を減らせます。
電話FAXくん
在宅勤務や外出で会社のデスクにいない場合でも、代表電話にかかってきた電話に出たり、FAXを確認したりすることが可能です。
更新退去くん
賃貸物件の入居者とのやりとりをLINEで実施できるサービスです。
オンラインで退去日を調整でき、更新・退去の手続きもWebで完結させることができます。
内見予約くん
内見予約の受付作業や鍵情報の照会作業を自動化でき、管理会社、仲介会社、入居希望者ともに効率がアップします。
申込受付くん
賃貸物件への入居希望者が必要情報をWeb上で入力すると、仲介会社、管理会社、保証会社にまとめて情報を共有できます。
RPAくん
不動産関連業務の自動化システムです。
「ITANDI BB」や「申込受付くん」と連動することで、業務の効率化が行えます。
nomad cloud
複数のポータルサイトの物件情報を一元管理することで、効率的な追客を実現するサービスです。
ぶっかくんを利用した人の口コミ・評判
ここからは、ぶっかくんに関するリアルな口コミを、ツイッターとネット上からピックアップして紹介します。
ぶっかくんのツイッターでの口コミ・評判
https://twitter.com/funnyvideoilove/status/1085707887228346368物件確認ですね。賃貸ですかね。賃貸の物件確認システムは最近色々整ってきた感じがあります。
— 武井浩三@経営思想家/社会活動家/社会システムデザイナー (@kozotakei) October 10, 2018
イタンジのぶっかくん。ライナフのスマート物確。athomeもスマート物確の窓口やってます。他にも、物確.comってのもあります。 #peing #質問箱 https://t.co/Z65BbrPBoQ
不動産テックだと、元付さん向け自動音声サービス「ぶっかくん」とか凄いなと。絶え間ない物件確認対応の軽減という課題に対し、現行の電話業務という形態はそのまま残すあたりに配慮を感じます。
— kensho (@kenshoprof) July 22, 2018
(実際のとこ業界ではどれくらい導入されてるのでしょう?)https://t.co/EoJJjQJXNo pic.twitter.com/jNgHOtRl1N
ぶっかくんのネット上の口コミ・評判
平均で5,000件ほど、仲介会社からの電話問い合わせを受けていました。
ぶっかくんを活用したことによって、物件確認だけのための電話が大幅に減り、よりお客様の対応に時間をかけられるようになりましたね。
これまではそれぞれの視点で対応していた仲介会社からの問い合わせを、本店でまとめたことで、より重要な業務に時間を避けるようになったのがよかったです。
これまで1万件近くあった仲介会社の物件確認ですが、6割ほどはぶっかくんで対応が完結します。
空いた人員は、家賃回収業務に回すことができ、家賃未納の割合を下げることができました。
ぶっかくんのレポートデータをみながら物件オーナーさんに提案を行なっているのですが、最近はオーナー様からお褒めの言葉をもらえることが増えましたね。
ぶっかくんを導入する前は、電話対応が本当に忙しく、本来受けるべき電話を取り逃がすような事態にも陥っていました。
正直、導入当初は社内から反発の声も上がっていましたが、使用していくにつれみんな慣れていき、今では手放せない存在にまでなっています。
ぶっかくんの運営会社情報
ぶっかくんを運営しているのは「イタンジ株式会社(以下、イタンジ)」です。
代表を務める「野口 真平」氏は、早稲田大学中に起業した経験を持つ人物で、2018年11月にイタンジ代表へ就任し、現在に至ります。
イタンジは、東証マザーズにも上場している「GA technologies」の完全子会社でもあり、GA technologiesの代表を務める「樋口 龍」氏は、イタンジの取締役として参画しています。
イタンジ株式会社の会社概要
商号 イタンジ株式会社 本社 〒106-6290
東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー 40階設立 2012年6月 資本金 3,600万円 事業内容 一般消費者様への不動産サービス提供
不動産会社様へのシステム提供
不動産業務におけるIT活用コンサルティング
取引先銀行 三井住友銀行、ジャパンネット銀行
まとめ
今回は、物件確認を自動化できる「ぶっかくん」について紹介しました。
不動産管理会社の方であれば、どれだけの業務削減が可能なのか分かっていただけたのではないでしょうか?
ぶっかくんの利用は、イタンジの公式サイトから資料請求/問い合わせができるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。