AIが力強いパートナーになる唯一無二のCRE営業支援ツール「CCReB AI」とは?【ククレブ・アドバイザーズ株式会社様】

今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、企業用不動産に特化した不動産売買動向予測システム「CCReB AI」を運営しているククレブ・アドバイザーズ株式会社様です。

企業用不動産(Corporate Real Estate、以降「CRE」)に特化して情報収集・分析を行うツールは他になく、特許も取得している業界唯一のシステムになります。

CRE営業をこれから始めたい方から、現在行っているCRE営業に問題意識をお持ちの方まで、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。

企業の不動産ニーズを予測する「CCReB AI」の公式サイトはこちら⇒

目次

ククレブ・アドバイザーズ株式会社様へのインタビュー内容を紹介します

それでは早速、「ククレブ・アドバイザーズ株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。

Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、CCReB AIの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」

CCReB AIは、CREに着目した不動産売買動向等予測システムです。

上場企業が開示している「中期経営計画」「有価証券報告書」に記載されている定性情報・定量情報をAIが分析し、当該企業の不動産売買の可能性をスコア化します。

また、CCReB AIが分析した情報はCSVダウンロードができるため、従来は人が行っていたターゲットリストの作成が不要となり、業務の効率化を実現する不動産法人営業支援ツールとなっております。

Q2.「次にCCReB AIをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」

代表の宮寺は、弊社を設立する以前、大手資産運用会社に10年以上勤務していました。

インダストリアル系不動産(倉庫、工場、研究所等)を取得する部署で、企業様に対して保有不動産の活用提案をすることで、資金調達やオフバランス等の目的を背景に不動産を売却していただいておりました。

ただし、一般事業法人の不動産ニーズを把握するためには、企業が開示する膨大な情報の中から、ニーズにつながるヒントを探す必要があります。

すべての情報を人の手で網羅するのは不可能かつ非生産的な作業となることから、「当該作業をシステム化することでより付加価値の高い営業活動に集中することができるのではないか」と着想したことがきっかけとなっております。

実際に、従前は7~8割の時間を企業の分析・ターゲッティングに時間を割いていたところを、本システムを導入することで即座にターゲットリストが作成でき、逆に7~8割の時間を営業活動等に充てることができるようになりました。

Q3.「競合サービスと比較した際のCCReB AIの強み・優位性を教えてください。」

企業の財務分析や有価証券報告書・適時開示資料を集約したツールは存在していますが、CRE営業支援ツールという目的を持った分析手法・仕組みは、CCReB AI独自の技術です(2021年7月に特許を取得済(特許第6908308号))。

弊社はTech事業のほか、CCReB AIを自らも使用して不動産アドバイザリー事業・CREファンド事業を手掛けており、不動産営業実務者としての目線で日々新たな機能の企画・開発を行っております。

2020年3月よりサービス提供を開始して以降、繰り返し機能改修・機能追加を行い、ユーザー様より高い評価を頂いております。

Q4.「すでにCCReB AIを導入している企業からはどのような感想や意見が寄せられていますか?」

本システムの狙いとしていたとおり、「企業分析や営業リストの作成時間を圧倒的に削減することができ、実際の営業活動に多くの時間を割くことができるようになった」とシステム導入により業務効率が向上したと好評です。

他にも、「ターゲッティングした物件とは異なる思いがけない物件の相談を受けてディールにつながった」という、ドアノックツールとして有効に活用頂いている声や、新たにCRE営業を始められたユーザー様からは、「手探りで営業活動行っていたが、CCReB AIを導入したことにより着目すべきポイントが整理され、組織として体系的に営業することができるようになった」という声もいただいております。

Q5.「ここからは具体的な質問をさせていただきます。CCReB AIは企業の中期経営計画と有価証券報告書を分析しているかと思いますが、どのようなロジックで見込み度合いの高い企業を見つけているのでしょうか?」

CCReB AIは、不動産売買実績のある企業の中期経営計画で頻出するワードや有価証券報告書に記載の賃貸借情報、財務部・経営企画部等アプローチ部署のキーパーソン所属状況、各財務指標の推移より、固定資産の変動の可能性を定性面・定量面双方からAIが解析しスコア化しております。

今後も売買実績をAIに反映させ、解析精度を高めてまいります。

Q6.「CCReB AIでは豊富な切り口での検索機能が用意されているかと思います。CCReB AIをより効率的に使いこなすために、おすすめの検索機能の活用方法などありましたら教えていただけますでしょうか?」

中期経営計画の分析においては、書類に記載されているキーワードを切り口として企業を絞り込むことができるため、例えば「拠点再編」というキーワードで絞り込むことで、再編をきっかけに不動産を動かす可能性のある企業をターゲッティングしたり、「キャッシュ創出」といったコロナ禍において資金ニーズが高まっている企業をあぶり出したりすることが可能です。

また、最新のバージョンアップで、上場企業が保有する主要な固定資産情報を一括でリスト化する機能が新たに追加されました。

当該機能により、本社を自社所有する企業や工場等の各拠点における従業員の推移まで分析することができます。

昨今増加する本社のセール&リースバックや、工場の廃止による大規模土地の売買ニーズ等をいち早く把握することが可能となりました。

Q7.「CCReB AIの継続率は99.5%と非常に高い数字を誇っていますが、その要因はどこあるとお考えでしょうか?」

前述のとおり、CREに着目した営業支援ツールサービスは他社では提供されておらず、不動産テック分野では差別化を図れたシステムとなっております。

また、CCReB AIに取り込まれている上場企業情報は約3,800社(2022年1月1日現在)におよび、日々開示される中期経営計画の網羅含め、これらの企業情報を人力でカバーするには膨大な時間と労力を要するため、費用対効果を考慮するとCCReB AIを利用し、リスト化・アプローチ企業の抽出作業に充てていた時間を営業活動に廻したいというお声が多数寄せられております。

加えて、日々お客様から寄せられるご意見・ご要望をもとに速やかにシステム開発に着手し、サービス提供開始から1年半で既に計3回のバージョンアップを重ねており、お客様からスピード感のある対応もご評価いただいております。

Q8.「CCReB AIはITに関する知識などがない人でも簡単に操作できるのでしょうか?また不明点があった場合などのサポート体制についても教えてください。」

弊社社員は不動産業界の出身者で構成されており、システム開発にあたっては「利用者の視点で感覚的に操作できるか」「CRE営業にあたり必要な情報は網羅出来ているか」という点を常に重視しております。

サポート体制につきましては、不動産営業の実務も担っている営業担当者が直接窓口となり、操作・活用方法の説明、デモンストレーションを行いお客様のサポートをいたします。

Q9.「ククレブ・アドバイザーズ株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」

本日ご紹介したCCReB AIについては、今後もまだまだ便利な機能の実装を予定しており、その他に当社で展開する企業用不動産マッチングシステムCCReB CREMa等と合わせてCREの総合的なプラットフォームの構築を目指しております。

また、さらには一般事業法人と不動産プレーヤーをつなぐBtoB向けのポータルサイトを現在開発中であり、より幅広いCREニーズに対して解決策を提供することで、「全ての企業用不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する」という当社の企業理念を実現して参りたいと考えております。

本社エントランス

Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」

コロナ禍や環境への意識の高まりなど、企業を取り巻く経営環境が激変する中、多数新聞報道等で取り上げられているとおり、企業のCREに対する意識も非常に高まってきていると感じております。

すでにCRE営業活動をされていて業務の効率化にお悩みの企業様、またCRE営業を始めたいと考えているが何から手を付けて良いかわからない企業様など、CCReB AIはユーザー様に応じたプランをご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。

ククレブ・アドバイザーズ株式会社の会社情報

会社名 ククレブ・アドバイザーズ株式会社
所在地 東京都千代田区内神田一丁目14番8号 KANDA SQUARE GATE 8F
代表取締役社長 宮寺 之裕
公式サイトURL https://ccreb.jp/

最後に

今回は、「CCReB AI」を提供しているククレブ・アドバイザーズ株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。

単純な情報収集にとどまらず、独自の技術でハイレベルな分析も行ってくれるCCReB AIは、CRE営業の力強いパートナーになってくれると感じました。

今後も業界随一の技術を生かして、多くの企業のCRE営業を救ってくれることでしょう。

今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからCCReB AIの公式サイトをチェックしてみてください。

CCReB AIの公式サイトはこちら⇒

ククレブ・アドバイザーズ株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!

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