「auカブコム証券の利用を検討しているけど、実際のところどうなんだろう?」
「実際に利用した人の声を聞いた上で、利用するか判断したい!」
など、auカブコム証券を利用するか検討する際、このような疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
編集部がauカブコム証券のメリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。
また、利用者の評判や口コミについても紹介していくので、利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
auカブコム証券の評判・口コミ
まずはauカブコム証券の評判・口コミを見ていきます。
実際の利用者による情報です。
これからauカブコム証券での取引を検討する上で、参考にできる点が見つかるでしょう。
auカブコム証券の評判・口コミ①
一つ目の評判・口コミです。
auカブコム証券ならではと言える、良い評判を挙げました。
今のポイント投資やポイント運用経済で、最強なのはau系でしょう。 じぶん銀行とカブコム証券の両方で、即売りポイント還元が受けられるのだから。 しかもポイント還元とは、使い勝手の良いPontaポイント。 |
auカブコム証券の評判・口コミ②
二つ目の評判・口コミに、以下のコメントを選びました。
なんと、こちらの利用者は投資とポイ活を連動させているようです。
auカブコム証券の口座を開設できたので、さっそくPontaを移管して適当なファンドを購入した。 これで今後は、Pontaを円に換金できる。 こうなると、ポイ活もしがいがあるね。 |
auカブコム証券の評判・口コミ③
三つ目は、あえて悪い評判・口コミを選びました。
悪い評判も見てみることで、利用の是非について総合的に判断できるようになるでしょう。
カブドットコム証券がauカブコム証券に変わってから、貸株の収入が減りました。 株主優待は長期的に保有していることを条件とする企業が増えていることとあいまって、貸株にすることが減りそうです。 信用取引の手数料が変更されましたが、自分にはメリットよりデメリットが大きいので、恩恵はありません。 |
auカブコム証券のメリット・特徴3選
ここからは、auカブコム証券を利用するメリットや特徴を挙げていきます。
auカブコム証券の主なメリット・特徴は、以下の3点です。
- Pontaポイントを有効活用できる
- 個別の事情や希望に応じた手数料プランで取引ができる
- 大手企業のグループ会社であるという安心感
auカブコム証券のメリット・特徴1.Pontaポイントを有効活用できる
auカブコム証券はその名の通り、auフィナンシャルホールディングス株式会社を株主として構成されている会社です。
そのため、auのサービスであるPontaポイントを有効活用することができます。
詳しくは、毎月の投資信託の積立金額(決済額)の1%をPontaポイントに還元できるというサービスがあります。
他にも、貯まったPontaポイントを活用して投資信託の購入に充てることや、投資信託の月間平均保有額に応じてPontaポイントを貯めることも可能です。
その他にも、Pontaポイントが貯まるキャンペーンなどが行われています。
ポイントを投資資金として活用できたり、投資の運用をしていくことでポイントを貯められたりと、相互に有効活用していけることが魅力ですね。
またポイントと投資が結びつくことで、これまで投資に馴染みのなかった人にとっては投資を身近に感じられるようになるでしょう。
auカブコム証券のメリット・特徴2.個別の事情や希望に応じた手数料プランで取引ができる
auカブコム証券では、個別の事情や希望に合わせて取引ができる手数料プランが用意されています。
たとえばこれから投資を始める25歳以下の人向けに、現物株式の取引手数料が無料となるプランや、投資初心者向けとして現物株式・信用取引の約定金額が100万円までは手数料が無料となるプランがあります。
逆に取引に慣れている人向けとして、信用取引の手数料が無料となったり金利と貸株料が通常よりも安くなったりするのが、大口優遇プランです。
他にも、個別の事情に合わせて手数料が無料になるプランがあります。
投資を行う人にはそれぞれの段階や事情があるため、事情や希望に合わせて取引できる手数料プランがあることは、多くの人が利用できるようになるという点で魅力的でしょう。
auカブコム証券のメリット・特徴3.大手企業のグループ会社であるという安心感
auカブコム証券は、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社とauフィナンシャルホールディングス株式会社を株主として構成している会社です。
そのため無名の会社では取引に不安を覚えるという人には、大手企業の関連会社であるという安心感につながるでしょう。
auカブコム証券のデメリットと注意点
auカブコム証券で取引を始める前に知っておきたいデメリットや注意点についても、ここで触れておきます。
auカブコム証券の主なデメリット・注意点は、以下の3点です。
- 商品や取引の条件により手数料が高くつくことがある
- 米国株の取引銘柄数が少ない
- kabuステーションの利用は、原則有料
auカブコム証券のデメリットと注意点1.商品や取引の条件により手数料が高くつくことがある
auカブコム証券で取引を行う際、商品や取引の条件により手数料が高くなることもあります。
たとえば現物株式や信用取引共通の「1日定額手数料」を選択している場合は、100万円超~200万円以下の合計約定代金で2,200円がかかります。
また1日定額手数料を選択していても、電話で取引を行う場合は別途手数料が加算されるため、注意が必要です。
具体的には自動音声応答を利用すると110円(税込)、オペレーターに手続き代行を依頼して取引を行うと2,200円(税込)の手数料が別途発生します。
そのためインターネットでの操作に不安があるなど、電話での取引を希望している人は、上記の手数料のルールをよく確認しておく方がよいでしょう。
auカブコム証券のデメリットと注意点2.米国株の取引銘柄数が少ない
auカブコム証券は米国株の取引を行っていますが、取り扱っている銘柄数は他社と比べると多くありません。
2023年6月現在において1,800以上の銘柄を扱っており、公式サイトでも「豊富な取扱銘柄」とうたっていますが、5,000銘柄以上の取引を可能としている会社もあります。
早期に2,000銘柄以上を目指すとのことですが、取引したい銘柄を探しても出てこなかったということになりかねません。
米国株の取引をメインに考えている場合は、銘柄数を含めて他社とよく比較してから利用の是非について検討すると良いでしょう。
auカブコム証券のデメリットと注意点3.kabuステーションの利用は、原則有料
auカブコム証券が提供している「kabuステーション」というオンラインで株価情報やニュースを閲覧できるツールですが、利用にあたっては原則として有料となります。
複数のプランがありますが、通常プランで990円(税込)/月です。
取引の約定回数や預入資金などの条件を満たせば無料で利用できますが、条件満たせていない場合は有料です。
無料で利用できると思っていたら、後で利用料金を支払わなくてはいけないことになっていた、という状況は十分にあり得ます。
kabuステーションの利用に興味を持ったら、あらかじめサービスの利用料金など重要な決まり事をしっかりと確認しておきましょう。
auカブコム証券はおすすめできる?
auカブコム証券の利用は、投資で資産形成をしたい、auユーザーやPontaポイントの活用に積極的な人におすすめできます。
auカブコム証券はauフィナンシャルホールディングス株式会社を株主に持つ会社であり、auカブコム証券を利用することでauユーザーにとってお得なサービスやキャンペーンを使うことが可能です。
中でもPontaポイントの活用に積極的な人には、投資を行うことでポイントの付与や消費に活かせるサービスを多数用意されています。
投資とポイ活の“二刀流”を考えている人にも、向いている会社と言えますね。
auカブコム証券を使う方法・料金
auカブコム証券を利用する方法や料金について、解説します。
口座開設の申し込みから実際に取引を開始できるまでの流れについて、以下にまとめました。
- 口座開設の申し込み
- ログイン
- 運用資金の入金
- 商品を選んで取引
1.口座開設の申し込み
最初に、口座開設の申し込みを行います。
申し込み方法はパソコンやスマートフォンを利用して行う電子口座開設と、郵送での申し込みの2通りがあります。
電子口座開設の方が、書類の手続きを省けるため、より迅速な口座開設手続きが可能です。
今回紹介する申し込み方法は、電子口座開設ことインターネットでの申し込みです。
公式サイト所定の申込フォームより、必要事項を入力して進めます。
2.ログイン
証券口座の口座開設を済ませると、次はログインを行います。
専用のログイン画面からログインを行い、パスワードの設定を行いましょう。
3.運用資金の入金
ログインできるようになったら、運用資金の入金です。
入金はインターネットバンキングやATM、銀行窓口から行うことができます。
4.商品を選んで取引
証券口座に資金を入金出来たら、いよいよ取引を開始できます。
パソコンやスマートフォンなどからログインして、ログイン後の画面から操作を行って希望の商品を選び、取引を行います。
なおインターネット上の操作が難しい場合は、商品にもよりますがお客様サポートセンターに連絡して取引を進めることも可能です。
ここまでが、口座開設から取引開始までの流れです。
なお利用料金についてですが、口座開設や管理費用などは発生しません。
各商品やツールを利用する際、取引状況に応じた取引手数料が発生します。
auカブコム証券に関する疑問に答えます
auカブコム証券に関する疑問に答えます。
今回は「もしauカブコム証券が倒産したら、預けている現金や有価証券などはどうなるのか?」という内容を取り上げます。
もしauカブコム証券が倒産したら、預けている現金や有価証券などはどうなるのか?
auカブコム証券が倒産した場合、一人あたり1,000万円を上限として補償されます。
auカブコム証券では、顧客から預かる現金や有価証券を「分別保管」されています。
この分別保管による管理を行っているため、万が一の場合でも大事な資産を返還してもらえるとのことです。
また顧客分別金の不足を想定して「日本投資者保護基金」に加盟しています。
取引を行う資金が大きくなればなるほど安全に管理してもらえるのか、あるいは不測の事態が起こった場合に補償してもらえるのか不安になりますね。
リスクへの対策などについても、取引を開始する前にしっかり確認しておくと良いでしょう。
auカブコム証券の会社情報
最後に、auカブコム証券の会社情報を紹介します。
auカブコム証券は正式名称「auカブコム証券株式会社」として、自社で運営しています。
元々三菱UFJのグループ会社である「カブドットコム証券」という名称で運営していましたが、auフィナンシャルホールディングス株式会社が株主に加わり「auカブコム証券」として再スタートを切りました。
auカブコム証券株式会社の会社概要
auカブコム証券株式会社の概要についても、触れておきます。
auカブコム証券株式会社の会社概要について、以下にまとめました。
会社名 | auカブコム証券株式会社 |
本社所在地 | 〒100-6024 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング24F |
設立日 | 1999年11月19日 |
代表者 | 二宮 明雄 |
資本金 | 71.96億円 |
社員の人数 | 203名 |
取得している免許 |
関東財務局長(金商)第61号 関東財務局長(銀代)第8号 関東財務局長(電代)第18号 情報セキュリティ管理国際規格 認証番号:IS609638 |
まとめ
今回紹介したauカブコム証券について、重要なポイントを5つにまとめました。
- auフィナンシャルホールディングス株式会社の傘下
- Pontaポイントを有効活用できる
- 個別の事情や希望に応じた手数料プランがある
- 外国株式の取り扱いは米国株のみで、取扱銘柄数が少ない
- 商品や取引状況により手数料の無料・有料、高い・安いという違いが出る
投資をしながらポイ活もできる、一度で二度おいしい資産形成に興味を持たれた方は、auカブコム証券の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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