住宅ローンの返済がつらいので家を売りたい、でも引っ越したくない…
老後資金や子どもの教育資金が必要。
でもアテはないし、借金は避けたい。
せっかく家を買ったが、相続する人がおらず困っている
そんな問題を解決するために、リースバックを利用する人が増えてきています。
ただ、それに伴って参入業者も増えているので、どの業者と契約すべきか迷ってしまうでしょう。
なかには詐欺まがいのサービスもあるので注意が必要です。
本記事では、運営体制や実績がしっかりしたおすすめリースバックを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
リースバックを検討する際、1社だけの査定で決めるのは危険。
同じ物件でも査定する会社によって300万円以上も差が出ることがあるからです。
本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放す、なんてことを防ぐためにも、必ず複数社に査定を依頼しましょう。
何社も調べて査定依頼するのは面倒ですが、そんな時はリースバック専門の一括査定サイト「家つぐ」が便利です。
家つぐは、業者を探す手間をカットし、やり取りやお断りも代行してくれます。
無料で査定を依頼できるので、大金をドブに捨てることのないよう、ぜひ試してみてください。
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この記事の監修者



檜垣 知宏
株式会社ライフアドバンス代表。宅地建物取引士。恵比寿不動産の屋号で賃貸仲介、売買仲介、賃貸管理を行っている。不動産業界歴15年の経験を活かしたサービスサイトも数多く運営している。
【運営サイト一覧】
恵比寿不動産×賃貸
恵比寿不動産×売買
恵比寿不動産×リフォーム
不動産の相談窓口
資産運用の相談窓口
転勤東京.com
LGBT不動産
賃貸管理ナビ
リースバックとは?仕組みをおさらい
リースバックとは、正しくは「セール&リースバック」といい、自宅などの不動産を「売って、借り戻す」ことができるサービス。
引っ越しなしで、持ち家を賃貸に切り替えるイメージです。



利用者は、住宅ローンや固定資産税、相続問題といった「家を保有する負担」から解放され、売却によって資金も手に入れられます。
不動産会社は、貸すことによる家賃収入のほか、住み終わったら物件を売却するなどして利益を得る仕組みです。
うまく使えばメリットのあるサービスですが、デメリットや契約時の注意点などもあるので、なるべく大手の信頼できる会社のリースバックを選ぶことが大切です。
おすすめのリースバック会社ランキング:一覧比較表
本記事では、リースバック事業で知名度の高い大手や、積極的にPRを行なっている不動産会社を10社選出。
以下の5項目を評価基準とし、各10点の50点満点で採点して独自ランキングを作成しました。
運営会社の上場の有無や、知名度の高さ、規模の大きさなどを評価します。
リースバックサービスの実績や運営歴、CM放映、専門家との連携なども加味しています。
いずれ再取得・買い戻しをしたいと考えた場合の条件や手続きのわかりやすさを評価します。
所有から賃貸に切り替わるリースバックにおいて、「いつか急に追い出されるのでは」という不安を抱える方が多くいます。
定期借家契約の場合、住み続けるには両者合意のうえでの再契約を繰り返していく必要があります。
そのため今回は、居住者が希望する限り、原則更新が前提となる普通借家契約を選べる会社を高く評価しています。
各家庭の考え方や今後のライフスタイルによって、住環境についての希望・ニーズは大きく変わってきます。
そのため、条件面の調整・融通が柔軟にできたり、あらかじめ複数プラン用意されているリースバックを高く評価しています。
わからないこと、確認すべきことが多いサービスなので、サポート体制がしっかりしているほど高く評価します。
また、高齢者による利用も多いので、その後の生活の助けになる付帯サービスや特典を用意している会社には加点しています。
その結果がこちらです!
🥇1位 | 🥈2位 | 🥉3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
![]() ![]() ![]() 一建設 | ![]() ![]() ![]() セゾンファンデックス | ![]() ![]() ![]() AG住まいるリースバック | ![]() ![]() ![]() And Doホールディングス | ![]() ![]() ![]() 穴吹興産 | ![]() ![]() ![]() SBIスマイル | ![]() ![]() ![]() インテリックス | ![]() ![]() ![]() みなとアセットマネジメント | ![]() ![]() ![]() ピタットハウスネットワーク | ![]() ![]() ![]() 東急リバブル | |
信頼性 安心感 | 10点 | 10点 | 9点 | 10点 | 9点 | 9点 | 9点 | 7点 | 7点 | 8点 |
再取得の しやすさ | 9点 | 8点 | 8点 | 8点 | 8点 | 8点 | 7点 | 7点 | 7点 | 7点 |
賃貸条件の 柔軟性 | 9点 | 9点 | 9点 | 9点 | 9点 | 7点 | 7点 | 7点 | 8点 | 7点 |
自由度 選択肢 | 9点 | 8点 | 8点 | 7点 | 6点 | 7点 | 7点 | 8点 | 7点 | 6点 |
サポート 付帯サービス | 9点 | 9点 | 8点 | 7点 | 8点 | 8点 | 8点 | 8点 | 7点 | 7点 |
合計 | 46点 | 44点 | 42点 | 41点 | 40点 | 39点 | 38点 | 37点 | 36点 | 35点 |
解説 | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ | 解説を見る▼ |
おすすめのリースバック会社ランキング:各社レビュー
10社それぞれのリースバックについて、採点の理由やサービス内容をランキング順に紹介します。
1位:一建設(はじめ建設)



信頼性 【10点】 | 東証プライム上場・飯田グループHD傘下。 住宅供給数トップクラスで国内有数の不動産会社。 |
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再取得のしやすさ 【9点】 | 再取得価格が下がる設計の「標準プラン」や、 売却時と同額で買い戻せる「定期プラン買戻し優遇タイプ」あり。 |
賃貸条件の柔軟性 【9点】 | 標準プランでは普通借家契約を採用し、契約更新を通じて長期入居も可能。 将来設計に応じた柔軟な契約ができる。 |
自由度・選択肢 【9点】 | 「標準プラン」「定期プラン(2タイプ)」など複数プランあり。 短期リースバックとして使える「ラクいえ売却」も。 |
サポート 【9点】 | 駆けつけサービス、見守り、家事代行などを提供。 |
東証プライム上場「飯田グループ」の一建設は、リースバックプラスを提供しています。



原則どんな物件でも対象で、全国エリア対応です。
そんなリースバックプラス最大の特徴は、ライフサポート型というだけあり、ライフスタイルに合わせてプランを選べるところです。
- 標準プラン
- 定期プラン(賃料優遇タイプ)
- 定期プラン(買戻優遇タイプ)
標準プランは、更新が前提のいわゆる一般的な「普通借家契約」。
安心して住み続けることができるうえ、長く住むほど再購入価格が下がっていく特典もあります。
定期プランは、住み続けるには定期的な再契約が必要となる定期借家契約。こちらは2つのタイプがあります。
賃料優遇プランは最大1年間、家賃が無料になるので、月の負担を抑えたい人や、転勤や移住の準備をしたい人に向いています。
買戻優遇タイプは、売却時の価格と同額で買い戻せるので、数年後の買戻しや一時的な資金調達を考える人に向いています。
商品名のとおり、プラス要素の多いリースパックプラス。
気になる人は、公式サイトからプラン診断や資料請求、お試し査定をしてみましょう。
社名 | 一建設株式会社 |
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設立 | 1967年2月13日 |
所在地 | 東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館 |
事業内容 | 戸建分譲住宅事業、 マンション分譲事業、 請負工事事業ほか |
2位:セゾンファンデックス



信頼性 【10点】 | 東証プライム上場・クレディセゾングループ。 信販・ローン事業の老舗、金融業としての信頼性が高い。 |
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再取得のしやすさ 【8点】 | 契約時に再取得価格を設定できる仕組みがあり、 買戻しを希望する利用者にも対応しやすい。 |
賃貸条件の柔軟性 【9点】 | 「普通借家契約」が基本で、長期居住を前提としている。 |
自由度・選択肢 【8点】 | 家賃・再取得など柔軟に調整可能。 |
サポート 【9点】 | 無料の福利厚生サービス「Club Off」など特典が豊富。 |
セゾンファンデックスは、永久不滅ポイントでおなじみのセゾンカードを発行するクレディセゾンの完全子会社です。
さまざまな不動産金融サービスを展開しており、セゾンのリースバックも提供しています。
セゾンブランドの信頼性と、CM放映などによる認知度アップにより、年間の問い合わせは16000件以上。
今、もっとも勢いのあるリースバックサービスのひとつです。
普通借家契約が原則なので、希望する限り住み続けられます。(定期契約も選べます)
セゾンのリースバックのおすすめポイントは、50代〜や高齢者に嬉しい特典が多いことです。
取り扱いエリアは全国ですが、一部の市区町村は対象外になる場合があります。
公式サイトのオレンジのボタンから一瞬でエリアチェックできるので、まずは確認してみましょう↓
社名 | 株式会社セゾンファンデックス |
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設立 | 1984年2月1日 |
所在地 | 東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60 37階 |
事業内容 | 融資事業(無担保・不動産担保) 不動産金融事業 ソリューション事業 信用保証事業(不動産担保) |
3位:AG住まいるリースバック



信頼性 【9点】 | 東証プライム上場・アイフルグループ傘下の企業が運営。 消費者金融大手ならではの資金力と事業継続性の面で安定感がある。 |
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再取得のしやすさ 【8点】 | 再取得の相談が可能で、柔軟に対応する体制が整っている。 |
賃貸条件の柔軟性 【9点】 | 「普通借家契約」を基本とし、長期居住も視野に入れやすい。 |
自由度・選択肢 【8点】 | 賃料支払方法、残債物件対応などで調整余地あり。 |
サポート 【8点】 | 火災保険・固定資産税不要、電話相談対応。 |
AG住まいるリースバック株式会社は2019年に設立された、東証プライム企業アイフルのグループ企業です。
AG住まいるリースバックは全国の戸建て・マンションなどの物件に対応。
未完済のローンがある人や、収入が低い人でも申込みOKです。
査定・契約のスピードにも強みを持っており、査定結果をみてからキャンセルも可能なので、とりあえず所有物件の価格を知りたい人や、資金調達を急いでいる人にもおすすめできます。
相談や見積り、調査費用、礼金、固定資産税、管理費・修繕積立費は一切必要ありません。
手数料を抑えながらも、迅速な現金化が実現できます。
社名 | AG住まいるリースバック株式会社 |
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設立 | 2019年8月8日 |
所在地 | 滋賀県草津市西大路町1-1 |
事業内容 | リースバック事業 |
4位:And Doホールディングス



信頼性 【10点】 | 東証プライム上場、700超の店舗網で知名度抜群。 リースバックの代名詞ともいえる存在。 |
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再取得のしやすさ 【8点】 | 買戻しに対応可能な体制が整っている。 実際の再取得事例も多数報告あり。 |
賃貸条件の柔軟性 【9点】 | 普通借家契約をベースとし、期間調整の柔軟性あり。 |
自由度・選択肢 【7点】 | 選択肢は少ないが、個別交渉に対応可。 |
サポート 【7点】 | 全国サポート体制+相談窓口完備。 |
東証プライム上場企業のAnd Doホールディングスは、2013年、旧社名ハウスドゥの時代から長きにわたってハウス・リースバックを展開しています。



旧ハウスドゥはリースバックのパイオニアとも言える企業。
元プロ野球選手の古田敦也さんが出演するテレビCMを知っている人も多いでしょう。
リースバックそのものの認知度アップに貢献したハウスドゥの名前は、現在もブランド名として残っています。
そんなハウス・リースバックの強みは、全国に約700店舗ある独自ネットワークです。
様々なエリアでスピーディに対応できるだけでなく、全国から送られてくる最新の不動産情報により、適正な査定が期待できます。
賃貸借期間は希望どおりにあらかじめ契約でき、賃料を払っている限り住み続けられます。
また、再購入した自宅をまた売却する場合に支援してもらえる『売却時支援制度』もあります。
65歳以上の単身の利用者には、毎朝の連絡、定期的な訪問、生活の手伝いを提供する「安心コールサービス・お手伝い訪問サービス」も用意されています。
相談から現金化までの期間は標準で40日。
クイックリースバックの利用で最短5日で現金化も可能です。
最も多くの人が利用している「長期リースバック」は、賃貸契約の期間に制限がなく長く住み続けられますが、現金化できるまでに約40日かかります。
プランによって条件が異なるため、事前にしっかり確認しましょう。
社名 | 株式会社And Doホールディングス (旧 株式会社ハウスドゥ) |
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設立 | 2009年1月 (創業 1991年) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号 丸の内トラストタワーN館17F |
事業内容 | ハウス・リースバック事業 |
5位:穴吹(あなぶき)興産



信頼性 【9点】 | 東証スタンダード上場。分譲・管理・仲介をグループで展開。 |
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再取得のしやすさ 【8点】 | 契約時に買戻し条件の設定が可能で、 再取得を希望するケースにも配慮されている。 |
賃貸条件の柔軟性 【9点】 | 「普通借家契約」採用、設備修繕もあなぶき興産負担で安心。 |
自由度・選択肢 【6点】 | プラン数は少ないが、柔軟な設計は可能。 マンション専用サービスのため戸建ては対象外 |
サポート 【8点】 | 修繕費不要や24時間相談窓口など、 生活支援に配慮した仕組みが整っている。 |
あなリースは、四国発の東証スタンダード企業である穴吹興産が提供するリースバックです。



マンション専用という明確な特徴があるため、戸建の売却を考えている人は利用できません。
また、営業エリアも関西を中心とした全国15都府県と、限定的です。



一都三県や名古屋といった都心は対象エリアなので、主に関西・一都三県・名古屋でマンションをリースバックしたい人向きでしょう。
・2年毎に更新できる普通借家契約が基本
・賃貸期間中の修繕対応(費用も原則、穴吹負担)
・仲介手数料がかからない
など、サービス自体の質は高く、安心して利用できます。
社名 | 穴吹興産株式会社 |
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設立 | 1964年5月25日 |
所在地 | 香川県高松市鍛冶屋町7-12 |
事業内容 | 分譲マンション事業、 不動産ソリューション事業、 区分マンション投資事業、 投資用不動産事業ほか |
6位:SBIスマイル



信頼性 【9点】 | SBIホールディングス傘下の金融系企業が運営。 業界内でも高い資本力と信頼性を誇る。 |
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再取得のしやすさ 【8点】 | 「長期プラン」で買戻し相談が可能な仕組みがあり、 将来的な再取得にも柔軟に対応。 |
賃貸条件の柔軟性 【7点】 | マンションであれば普通借家契約になるが、戸建は定期借家契約。 SBI側の都合で断ることはないとするものの、2年毎に再契約が必要。 |
自由度・選択肢 【7点】 | 短期・長期の選択が可能で、ライフプランに応じた契約が可能。 |
サポート 【8点】 | 引っ越し費用補助や建物診断サービスなど、 多角的な生活支援体制を提供。 |
SBIスマイル株式会社は、SBIグループが2012年に設立した不動産会社。
リースバックサービス「ずっと住まいる」を提供しています。
対象物件は、「首都圏および全国の政令指定都市および政令指定都市に準ずる地域」となっています。
全国の主要都市が対象ですが、主な取り扱いは首都圏の不動産となるので、地方物件をリースバックしたい人は、断られる可能性もあります。
ずっと住まいるは、家賃相場が他社よりも安く、契約から終了まで変動することもありません。
また、賃貸契約の期間が他社よりも長く、3~10年に設定されています。
契約期間が終了しても、賃貸住宅として利用できない状態でなければ、再契約も可能です。
契約する前には、一級建築士による建物検査があり、契約後に起こりがちなトラブルも防げます。
安心して住めるサポートが整っているので、長く住み続けたい人には、選択肢のひとつになるリースバックです。
社名 | SBIスマイル株式会社 |
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設立 | 2012年(平成24年)1月16日 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル22階 |
事業内容 | 不動産の売買および賃貸に関する事業 |
7位:インテリックス



信頼性 【9点】 | 東証スタンダード上場企業。 リースバック事業の実績も長くCMも放映中。 |
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再取得のしやすさ 【7点】 | 再取得に関する明記はなく、対応の可否は個別の相談次第とみられる。 |
賃貸条件の柔軟性 【7点】 | 2年の定期契約が基本。(再契約は可能) |
自由度・選択肢 【7点】 | シンプルな契約設計ながらも、条件の緩和には柔軟な対応が見込める。 |
サポート 【8点】 | 家賃2ヶ月無料や見守りサービス「きずな電話」など、独自支援を展開。 |
1995年設立のインテリックスは、東証スタンダード上場企業。
2015年に経済産業省から「先進的なリフォーム事業者」に選ばれた実績もある業界トップクラス企業です。
インテリックスのリースバック『あんばい』の特徴の一つは、戸建てだけでなく、あらゆる不動産で利用できる点。
マンションの一室や駐車場、工場など、不動産のタイプに縛られず検討できます。
賃料は、物件の状態や価値とともに、地域の相場をもとに算定されるので、より適正な価格で利用できます。
申し込みから査定までは通常1週間〜10日間ほど。契約までは半月~1ヶ月ほどとスピーディです。
注意点は、原則「定期借家契約」のみであること。
住み続けるには、契約期間(2年)が満了するごとに、更新ではなく両者合意のもとの「再契約」が必要です。
あんばい公式サイトでは「再契約して長く住める」との案内はありますが、やはり普通借家契約ほどの安心感はないので、事前にしっかり確認することをおすすめします。
社名 | 株式会社インテリックス |
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設立 | 1995年7月17日 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町3-2 渋谷サクラステージ SAKURAタワー9階 |
事業内容 | 不動産売買 不動産賃貸業 不動産コンサルティング |
8位:みなとアセットマネジメント



信頼性 【7点】 | 地域密着型の非上場企業。 東京・神奈川・千葉・埼玉に対応し、柔軟な対応が特徴。 |
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再取得のしやすさ 【7点】 | 利用者の事情に合わせた対応が可能だが、 詳細は提携先の不動産会社による。 |
賃貸条件の柔軟性 【7点】 | 仲介の立場を活かし柔軟な家賃設定が可能だが、 詳細は提携先の不動産会社による。 |
自由度・選択肢 【8点】 | オーダーメイド方式と一括査定により、 顧客ニーズに合わせた契約設計が可能。 |
サポート 【8点】 | 税理士・弁護士・ファイナンシャルプランナーなど、 専門家と連携した支援を提供。 |
みなとアセットマネジメントは、リースバックの他に、投資用不動産や銀行ローンの紹介、管理業務や相続不動産のコンサルティングを行っている会社です。
リースバック商品として、マイホームだけは守らナイトを提供しています。
基本的に利用NGとなる物件の種類はありませんが、対象エリアは一都三県のみと限られています。
リースバックの専門家が直接対応してくれるため、わからないことを聞きながら、手間をかけずにスムーズに売却できるのが強みです。
査定のスピードは最短即日、資金化のスピードは最短1週間と、すばやく現金を受けとれます。
また、みなとアセットマネジメントは相続専門のNPO法人に所属しているので、相続や生前対策の相談もできます。
目的や状況に合わせた条件設定のサポートや、税金を考慮した買取り金額を提示してくれるのも魅力です。
買い替え・住み替え目的で利用する場合には、1年間家賃が無料になるオリジナルプランも用意されています。
社名 | みなとアセットマネジメント株式会社 |
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設立 | 平成17年5月26日 |
所在地 | 東京都港区高輪3-24-21 DK品川ビル5F |
事業内容 | 不動産投資のご案内と銀行ローン等のご紹介 リースバックを活用した資産運用 |
9位:ピタットハウスネットワーク



信頼性 【7点】 | 全国に広がる店舗ネットワークを持つ。 運営会社によりサービス内容にばらつきがある。 |
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再取得のしやすさ 【7点】 | 条件に応じて買戻し可能なケースもあるが、詳細は運営会社ごとに異なる。 |
賃貸条件の柔軟性 【8点】 | 2~3年契約が多いが再契約することで、長期居住も相談可能な設計。 |
自由度・選択肢 【7点】 | 選べるプランの記載は少ないが、相談による個別調整が可能。 |
サポート 【7点】 | 店舗対応力には期待できるが、公式に明記された特典やサービスは少ない。 |
ピタットハウスネットワークは、ピタットハウスのFC事業やピタットハウス加盟店スタッフ向けの研修事業、システム事業を手がける会社です。
フランチャイズ店舗を全国展開しているところも特徴で、全ての加盟店が独立自営で運営しています。
リースバックは、老後資金や教育費、ローン返済など、まとまった資金の調達ができるところが大きなメリット。
ピタットハウスのリースバックは、契約から約1ヶ月前後と短期間で売却代金が受け取れるところも魅力です。
自宅を売却しても住み続けたいという要望に応えて、無料査定と相談を受け付けています。
社名 | ピタットハウスネットワーク株式会社 |
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設立 | 平成12年6月 |
所在地 | 東京都中央区日本橋3-4-10 スターツ八重洲中央ビル4階 |
事業内容 | ピタットハウスフランチャイズ事業 |
なお、ピタットハウスにフランチャイズ加盟して淀屋橋店を運営するリユースホームは、特にリースバックに力を入れています。
他社で断られた物件にも対応でき、最短5日の現金化も可能です。
不動産以外の異業種との業務提携も多数、さらに、弁護士、税理士などの法律の専門家の紹介も受けられます。
収入に合わせたプランを一緒に検討した上で、納得できる家賃の提案をしてくれるので安心です。
スピード対応、かつ高額の現金化ができることから、債務整理を目的としたリースバックの活用におすすめできるでしょう。
10位:東急リバブル



信頼性 【8点】 | 東急不動産グループのブランド力と信頼性。 売却に強いがリースバックはセゾンファンデックスと提携、開始して間もない。 |
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再取得のしやすさ 【7点】 | 買戻しは可能だが、詳細や事例に関する公式情報がやや少なめ。 |
賃貸条件の柔軟性 【7点】 | 編集部の調査では3年毎更新の普通借家契約。 公式情報に曖昧なところも多く問い合わせが必要。 |
自由度・選択肢 【6点】 | 契約内容は一律設計が基本で、個別調整にはあまり対応していない。 |
サポート 【7点】 | 基本的な制度は整備されているが、独自支援サービスは少ない。 |
東急リバブルは、東証プライムに上場している東急不動産ホールディングスのグループ会社です。
グループにおける不動産流通に特化した会社として、1972年に誕生しました。
テレビCMも頻繁に流れているため知名度が高く、2023年度に売買仲介を行った不動産価格の総計は2兆円超を達成。その年の売買仲介取扱高No.1を獲得しています。
そんな東急リバブルのリースバックは、セゾンファンデックスと業務提携して提供しているサービスです。
売却資金調達後も自宅にそのまま住み続けたい、というニーズに対応するために2021年10月に開始されました。
そのため、実質的なサービス内容はセゾンのリースバックとあまり変わりません。
むしろ、直接セゾンファンデックスに申し込むことで受けられる特典などもあるため、あえて東急リバブルを介するメリットは薄いかもしれません。
社名 | 東急リバブル株式会社 |
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設立 | 1972年3月10日 |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目9番5号 |
事業内容 | 不動産仲介業 不動産販売業 不動産販売受託業 |
リースバックのメリット5選
人気の高いリースバックは、利用することでさまざまなメリットが得られます。
リースバックのメリット5選
- すぐに資金が手に入る
- 売却後も自宅に住める
- 固定資産税が不要
- 周囲に知られない
- 物件の買戻しができる
について、それぞれ説明していきます。
1.すぐに資金が手に入る
リースバックを利用すると、短期間で現金化が実現できます。
リースバック会社が自宅を買い取るため売却活動をする必要がなく、早ければ数日で手に入ります。
まとまった資金を確保できるので、生活環境や経済状況の変化など、急に資金が必要になった時に対応できるところがメリットです。
2.売却後も自宅に住める
リースバックを利用すれば、売却後も住み慣れた自宅に住み続けられます。
一般的な売却の場合は、家を売った後に新な住居を探して引越しをしなければいけません。
しかし、リースバックであれば、引越しにかかる費用や手間が省けます。
環境が変わることなく、現状維持ができるところもメリットです。
3.固定資産税が不要
リースバックをすると賃貸物件に住むことになるため、固定資産税を払う必要がありません。
修繕費や保険料なども不要になり、家の所有者としてのコストの負担がなくなります。
月々の家賃は発生するものの、物件の所有に関するコストが軽減できるところもメリットです。
4.周囲に知られない
リースバック会社が家を買い取るシステムなので、物件の情報が出回ることがありません。
信用を失いたくない人やプライバシーを保ちたい人も、安心して利用できます。
そのまま住み続けられるため生活に変化がなく、周囲に知られる心配がないところもメリットです。
5.物件の買戻しができる
リースバックをしても、買戻しをすれば家の所有者に戻れます。
例えば、急に資金が必要になりリースバックを利用した場合にも、状況が落ち着いた時点で買い戻すこともできます。
一般的な売却とは異なり、将来的に手元に戻せるところもメリットです。
リースバックのデメリット
リースバックを利用すると、多くのメリットが得られる一方で、デメリットもあるため事前に理解しておきましょう。
リースバックのデメリット4選
- 売却価格が相場より安い傾向
- 家賃が相場より高いこともある
- ずっと住み続けられるとは限らない
- 自由に物件を使えない
について、それぞれ説明していきます。
1.売却価格が相場より安い傾向
物件の売却価格は、相場よりも安く設定される傾向があります。
不動産を自由に利用できないことや、税金やメンテナンスなどのコストを考慮し、自社の利益を確保するために安い価格を提示しています。
ただ、売却価格が安ければその分家賃が抑えられ、買い戻す際の価格も安値になるでしょう。
2.家賃が相場より高いこともある
毎月発生する家賃は、相場よりも高くなる可能性があります。
物件の売却時と同様に、リースバック会社が自社の利益を確保するために高めに設定する傾向です。
しかし、短期間で資金が得られることを考えると、メリットのほうが大きいといえるでしょう。
3.ずっと住み続けられるとは限らない
リースバックは、必ずしも好きなだけ長く住み続けられるとは限りません。
賃貸契約なので契約期間に決まりがあり、業者の都合によっては更新ができない場合もあります。
また、経済状況によっては、契約の更新時に家賃が上がる可能性もあるでしょう。
長期間住み続けたい場合には、再契約が可能かをしっかりと確認し、サポート体制が整っている会社を選ぶことをおすすめします。
4.自由に物件を使えない
家を売却することになり所有者ではなくなるため、自由に使えなくなります。
例えば、リフォームをしたくても、貸主である会社に許可を取らなくてはいけません。
ペット不可などの条件が付けられる場合もあるため、事前に確認した上で利用する必要があります。
リースバックの利用の流れ
ここではリースバックを利用する流れについて解説します。
最初のステップは、リースバック会社に対して買取り価格や賃料の査定依頼をします。
ここでまず、リースバック会社から商品の説明や利用する上での流れについて説明を受けます。
初めの入り口段階なので分からない点については、事前にまとめて相談するようにしましょう。
また査定依頼については1社だけでなく必ず複数業者に依頼してください。
机上価格とは不動産用語で一般的に概算の価格を意味します。
リースバック会社にもよりますが、まずは基本的な相場価格をもとに物件買取りと賃料(リース料)の机上価格を査定してもらいます。
希望の価格や賃料があればここで必ず伝えておきましょう。
他のリースバック会社の査定結果がある場合は、なお有利に交渉が出来ます。
リースバック会社が一緒に立ち会い物件の現地確認をします。
物件の状態や周辺環境など最終的な価格査定に必要なポイントを入念に確認します。
現地確認からの情報、利用者側が希望する買取り価格、賃料等を考慮して最終的な査定結果を提示してもらいます。
契約内容についてはほぼ全てここで決まるので、不明な点や不満な点があれば交渉の上、契約するかどうかの判断をします。
また、リースバックは元の所有者が入居し続けることを前提とした契約なので、契約内容が決まっても契約締結までに家賃保証会社に審査を通すケースがあります。
まず不動産重要事項説明と合わせて売買契約を締結します。
売買契約の内容はしっかりと確認しましょう。
疑問点があれば面倒がらずに質問することを心掛けて下さい。
最後に買取りに関する決済代金の入金と所有権を移転する為の登記手続きをした後、今後も住み続ける為の賃貸借契約を結びます。
引き渡し後も旧所有者は賃借人になりますので、賃料(リース料)を支払いながら変わらず住み続けることが出来ます。
リースバックに関連する質問
リースバックに関連する、よくある質問をまとめました。
- 資産価値のない物件でもリースバックできる?
- 資金の用途に制限はある?
- 所有者が複数いても利用できる?
について、それぞれ説明していきます。
リースバックを検討する際、1社だけの査定で決めるのは危険。
同じ物件でも査定する会社によって300万円以上も差が出ることがあるからです。
本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放す、なんてことを防ぐためにも、必ず複数社に査定を依頼しましょう。
何社も調べて査定依頼するのは面倒ですが、そんな時はリースバック専門の一括査定サイト「家つぐ」が便利です。
家つぐは、業者を探す手間をカットし、やり取りやお断りも代行してくれます。
無料で査定を依頼できるので、大金をドブに捨てることのないよう、ぜひ試してみてください。
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