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リバースモーゲージとはどんな仕組み?
リバースモーゲージは、自宅を担保にして金融機関などから借り入れ、契約者の死後に自宅を売却して元金を返済するといった仕組みです。
生前の借り入れに対する返済は、利子のみになります。
住宅ローンなどの他の資金調達の方法と比較して、返済負担の大幅な軽減が可能なのが大きな特徴です。
金利のみの返済負担で済むため、定年退職後の高齢者の資金調達方法として注目を集めています。
リバースモーゲージが悲惨・やばい・えぐいと言われる理由
リバースモーゲージが悲惨・やばい・えぐいと言われる理由について解説します。
1.金利が上がると返済額も上がるから
リバースモーゲージの金利は、変動金利型が一般的です。
金利が上昇すると、利息負担が増え、返済額が膨らみます。
自宅を売却しても返済しきれない可能性があるため、やばいと言われています。
2.融資の減額や一括返済があるから
リバースモーゲージでは、金融機関が定期的に自宅の評価額を見直します。
評価額が下がると、担保価値が不足していると判断され、融資額を減額されたり、一括返済を求められたりすることがあります。
3.長生きすると追い出されるから
契約者が予想以上に長生きすると、資金が枯渇して、返済できなくなってしまうことがあります。
最終的に、自宅に住み続けられなくなり、売却を余儀なくされたり、競売にかけられたりします。
リバースモーゲージでは、このような悲惨なケースもあるのです。
4.残された家族が家を失うから
リバースモーゲージでは、契約者が死亡すると一括返済するために自宅を売却するのが一般的です。
残された家族は住み慣れた家を失うことになります。
同居している家族がいる場合は住む場所を失うため、大きな問題になります。
5.家族に借金が残ることがあるから
リバースモーゲージでノンリコース型を選ぶと、自宅の売却額が借入額を下回った場合でも不足分は請求されません。
しかし、リコース型を選ぶと、相続人が不足分を支払わなければなりません。
契約内容を十分に確認しないと、思わぬ借金を家族に残してしまう可能性があります。
ノンリコース型 | リコース型 | |
---|---|---|
借入金の返済責任 | 自宅の売却代金のみで返済完了 | 売却額で不足すれば自己資産で返済 |
不足分の請求 | 相続人に請求されない | 相続人が負担する |
金利 | 高め | 低め |
6.自宅を失う不安を抱え続けるから
リバースモーゲージは自宅を担保にするため、常に自宅を失うリスクを抱えることになります。
不動産市場や金利の変動など、将来の不確実性に対する不安は、精神的な負担となってしまう可能性があります。
リバースモーゲージのデメリット
リバースモーゲージのデメリットについて解説します。
1.相続人との間でトラブルになりやすい
リバースモーゲージを利用すると、自宅が売却されるため、相続人が家を引き継ぐことができません。
家族が家を相続したいと考えていた場合は、契約者の判断に納得できず、親族間でトラブルになることも。
相続人が複数いる場合や、相続人が自宅に住み続けることを希望している場合は、慎重に話し合う必要があります。
2.融資限度額が低くなる傾向がある
リバースモーゲージでは、一般的な住宅ローンと比べて融資限度額が低めに設定されます。
だいたい不動産評価額の50〜70%程度です。
地方や築年数が古い物件では評価額が低くなり、十分な融資が受けられないケースも多いです。
そのため、想定していた老後資金を確保できず、他の方法を検討しなければならないこともあります。
3.金利上昇の影響を受ける
リバースモーゲージの契約では、金利を定期的に見直す「変動金利」が採用されているケースが多いです。
このため、金利が上昇してしまうと毎月支払う利息の額が増え、返済総額や毎月の返済額も増えてしまいます。
とはいえ、「変動金利」を採用しているローン商品は他にもたくさんあるため、リバースモーゲージに限ったデメリットではありません。
4.資金用途に制限がある
リバースモーゲージで融資された資金は、資金用途に制限が設けられていることが多いので、注意が必要になります。
主な資金用途は、以下です。
- 老後の生活資金
- 医療や介護を受ける際に必要な資金
- 老人ホームの入居一時金
- 自宅のリフォームやバリアフリーへの改修費用
- レジャーや趣味など
上記のように、生活していくうえで必要になる資金として活用することは認められているケースが多いです。
一方で、事業用や投資目的として資金を使うことはできないことが多いので注意してください。
リバースモーゲージにメリットはないの?
リバースモーゲージには、以下の3つのメリットがあります。
- 自宅に住みながら資金調達できる
- 配偶者の契約引き継ぎが可能
- 毎月の返済負担が重くない
上記のメリットをよく理解したうえで、ご自身に本当に向いているのか、検討するようにしましょう。
1.自宅に住みながら資金調達できる
リバースモーゲージなら、住み慣れた自宅を手放さなくても、まとまった資金を手に入れることが可能です。
一方で、他の資金調達方法の中には、持ち家を売却することで資金を手に入れる方法もあり、引っ越しや新しい住居を探す手間が発生する可能性があります。
住み慣れた愛着のある家を離れることなく、まとまった資金を調達したい方は、リバースモーゲージを検討してください。
2.配偶者の契約引き継ぎができる
契約時に配偶者を連帯保証人に設定することで、契約者が亡くなった後も契約を引き継ぐことができるサービスも、金融機関によっては提供しています。
一方で、通常のリバースモーゲージでは、契約者が亡くなったことにより自宅を売却、配偶者は追い出されて住むところがなくなったなどの事態に陥りかねません。
契約者が亡くなった後の配偶者の生活について不安がある方は、上記の契約ができる金融機関を探すようにしましょう。
3.毎月の返済負担が重くない
リバースモーゲージは、返済負担が住宅ローンなどと比較して重たくありません。
契約者が亡くなった後に、担保している自宅を売却することで元金の返済をする仕組みなので、月々の返済は利子だけになるためです。
他の資金調達の方法よりも、毎月の返済負担を大幅に軽減できるため、安心した老後生活を送ることができます。
リースバックも有効な手段
リバースモーゲージの代替手段としてリースバックという方法もあります。
リースバックは、自宅を売却した後も賃貸として住み続ける仕組みです。
リースバックには、リバースモーゲージと比べて以下のようなメリットがあります。
- 自宅を売却するため、借金が残るリスクがない
- 家賃を支払うことで、安定した住居を確保できる
- 一括でまとまった資金を得られる
リースバックも老後資金の調達手段として検討する価値があります。
しかし、リースバックにも以下のようなデメリットがあるため注意が必要です。
- 家賃を支払い続ける必要がある
- 家を買い戻す場合、割高になることが多い
- 売却価格が市場価格より低くなる傾向がある
リバースモーゲージとリースバックは、それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。
専門家と相談しながら、ご自身の状況に合った選択をしましょう。
リースバックを検討する際、1社だけの査定で決めるのは危険。
同じ物件でも査定する会社によって300万円以上も差が出ることがあるからです。
本来3,000万円で売れた家を2,700万円で手放す、なんてことを防ぐためにも、必ず複数社に査定を依頼しましょう。
何社も調べて査定依頼するのは面倒ですが、そんな時はリースバック専門の一括査定サイト「家つぐ」が便利です。
家つぐは、業者を探す手間をカットし、やり取りやお断りも代行してくれます。
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