フリーランス、個人事業主、マイクロ法人の経営者などにとって、格安のバーチャルオフィスは大変便利です。
さまざまなサービスがあるなか、DMMが運営するバーチャルオフィスが気になっている方もいるでしょう。
そこで本記事では、DMMバーチャルオフィスの評判や特徴をお伝えします。
料金プランやキャンペーン情報についてもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
DMMバーチャルオフィスとは
DMMバーチャルオフィスは、領域とわず様々なサービスを展開している合同会社DMM.comが運営するバーチャルオフィス事業。
法人登記にも利用できる一等地の住所を、業界最安クラスの価格で借りられる「住所レンタルサービス」です。
高い家賃・固定費なしで、信用あるビジネス用の住所・拠点を持てるため、多くの個人事業主や独立・起業したての経営者に利用されています。
すべての手続きがオンラインで完結し、即日利用も可能な点も強みです。
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※ベーシックプラン・年間契約の方が対象
| 会社名 | 合同会社DMM.com |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 |
| 設立 | 1999年11月17日 |
| 代表者 | 亀山 敬司 |
| 資本金 | 1億1円 |
DMMバーチャルオフィスの評判・口コミは?
バーチャルオフィスサービスことDMMバーチャルオフィスの評判・口コミはどのようなものでしょうか。
実際に利用した人による、生の声を聞いてみましょう。
良い評判・口コミ
まずはDMMバーチャルオフィスの良い評判・口コミから紹介します。




ネットショップの運営にあたり、自宅以外の住所が必要になったので利用しました。
決め手は安さと、有名企業のDMMが運営で安心感もあったためです。
電話の転送サービスがあるのも便利です。




他のバーチャルオフィスと比べてもコスパがいい。
リージャスとDMMのどちらを利用しようか検討中。




DMMバーチャルオフィス良き。年間契約で数万円のコストで済むし、定期転送サービスもある




いま審査中ですが、対応がめっちゃ早くて助かっています。通りますように。




友人のオフィスの住所を借りるつもりだったけどやめて、DMMバーチャルオフィスを契約。安い!
DMMバーチャルオフィスを評価する声の多くが、利用料金の安さであることがわかります。
悪い評判・口コミ
DMMバーチャルオフィスの悪い評判・口コミにも触れておきます。




趣味で始めたネットショップ用にバーチャルオフィスの利用を検討して、DMMが良さそうだと思ったものの郵便物の転送料が別途発生して月2,530円…。他社は転送料込みで2,000円以下のプランがあるようだし、微妙か。
悪い評判・口コミはほとんど見当たりませんでした。
唯一見つけたこちらのコメントも、DMMバーチャルオフィスに興味はありつつ、他社との料金の比較で迷っているものです。
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DMMバーチャルオフィスの強み7選
ここからは、DMMバーチャルオフィスの持つ強みやメリットを挙げていきます。
DMMバーチャルオフィスの強み・メリットは、以下の7つです。
- 物件が一等地の便がいい場所にある
- 高い利便性を追求した会員サイト
- サービス提供に慣れているDMMグループが運営
- 安い料金コストで利用できる
- 多種多様な利用者を受け入れている
- 多くの契約者特典を受けられる
- 法人口座の開設実績がある
1.物件が一等地の便がいい場所にある
DMMバーチャルオフィスの店舗として置かれているオフィスは、全て一等地の便が良い場所にあります。
具体的には東京都の銀座と渋谷、大阪や名古屋、福岡に店舗があります。
これら一等地に法人登記を行い、自営業者にとってのオフィス所在地や活動拠点とすることができるのは、周囲からの信頼を得る上で魅力があるでしょう。
また店舗はいずれも最寄り駅から徒歩5分前後の場所に設置されています。
交通のアクセスが良いことも、行き来する上で便利ですね。
さらにDMMバーチャルオフィスでは、個人事業者の利用も可能となっています。
そのため個人事業者にとっても自宅以外に活動拠点を作ることで、セキュリティ面を考慮してもメリットがあるのではないでしょうか。
2.高い利便性を追求した会員サイト
「スマホにOffice!」をコンセプトに作られた会員サイトは、DMMバーチャルオフィスが「利便性No.1」と確信しているほど利便性を追求しています。
たとえば郵便筒の受け取りや転送サービスの利用を、会員サイトで行うことができます。
スマートフォンの操作一つで郵便物の到着を確認できたり転送の手配ができれば、人と電話でのやり取りが不要となったり、確かに便利ですね。
3.サービス提供に慣れているDMMグループが運営
良い評判・口コミのところでも「DMMは何でもやっている」とのコメントが挙がっていた通り、DMMでは50以上の色々なサービスを提供しています。
サービスを展開することに慣れているため、利用者となる個人事業者や法人、あるいはこれから起業を考えている人向けに有効なサービスを提供することができます。
利用者にとっては活動拠点を確保できるだけでなく、活動を後押ししてくれるようなサービスを提供されるため、大きな魅力を感じますね。
4.安い料金コストで利用できる
DMMバーチャルオフィスは一等地に店舗を構えていますが、一等地に実際のオフィスを構えて活動する場合と比較して利用料金は安く設定されています。
オフィスを所有して敷金などの初期費用や毎月発生する地代や電気代、光熱費を負担する必要がないことを考えると、とてもお得に利用できることがわかります。
まだ資金力に不安を持つという法人や個人事業者にとっては、どこのバーチャルオフィスを選ぶかを決める上で重要なポイントとなるはずです。
5.多種多様な利用者を受け入れている
DMMバーチャルオフィスでは、多種多様な利用者を受け入れています。
法人や個人事業者はもちろん、副業で活動している人やネットショップを運営している人も利用者になることができます。
DMMバーチャルオフィスは、自宅や会社以外で活動する場所を持ちたい人は誰でも受け入れるチャンスを与えてくれる会社と言えるのではないでしょうか。
6.多くの契約者特典を受けられる
DMMバーチャルオフィスが様々なサービスを展開していることで、契約者になるとこれらの関連サービスをお得に利用することができます。
サービスを利用することで自らのビジネスに活かせたり、プライベートの楽しみを増やしたりすることにも繋がるでしょう。
7.法人口座の開設実績がある
DMMバーチャルオフィスでは、バーチャルオフィスとして法人口座を開設してきた実績があります。
メガバンクや地方金融機関、インターネット銀行まで口座開設した実績があるため、希望の金融機関で口座開設できれば事業を行うにあたりとても便利になりますね。
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DMMバーチャルオフィスのデメリット6選
逆にDMMバーチャルオフィスの注意点・デメリットも見ておきましょう。
- オフィスは東名阪と福岡限定
- 利用できない業種・人がいる
- 受け取れない郵便物がある
- 定期転送は週1回
- 名古屋店以外は貸し会議室の利用不可
- 決済方法はクレジットカードのみ
1.オフィスは東名阪と福岡限定
DMMバーチャルオフィスの所在地はいずれも東京・大阪・福岡の各都市限定で、合計5店舗です。
そのためDMMバーチャルオフィスに魅力を感じても、他の地域には店舗がないため利用できません。
利用を検討した場合は、拠点として希望している場所やその周囲に店舗があるのか確認しておきましょう。
2.利用できない業種・人がいる
DMMバーチャルオフィスの利用規約に、一部の業種・活動目的や条件によってはサービスの利用不可となっています。
たとえば政治活動や宗教活動、該当する金融関連業者などです。
また個人の利用でも18歳未満は利用不可、となっています。
詳しくは公式サイトの利用規約に記載があるため、利用申し込みを行う前にあらかじめ確認しておきましょう。
3.受け取れない郵便物がある
郵便物の受け取りや転送サービスを利用できるDMMバーチャルオフィスですが、受け取れない郵便物もあります。
たとえば現金書留や本人限定郵便で送られて来る郵便物は、受取不可と指定されています。
なお受け取れない郵便物が届いた場合は、不在表での対応となるか、差出人へ返却されます。
またライトプランで契約すると、郵便物は一切受け取ることができません。
郵便物の受け取り可否の点についても、利用申し込みをする前に確認しておくべきでしょう。
4.定期転送は週1回
DMMバーチャルオフィスでは、郵便物の定期転送は毎週水曜日の週に1回と決まっています。
そのため郵便物が届くタイミングによっては転送されるまでの時間が空くことで、受け取りが遅れることもあります。
なお一部の店舗では来店受取を実施しており、即時転送や日時指定転送、配送先変更などのオプションサービスもありますが、急いで受け取りたい荷物が届く場合は注意しましょう。
5.名古屋店以外は貸し会議室の利用不可
DMMバーチャルオフィスは、名古屋店を除いて貸し会議室の利用はできません。
ミーティングを行いたいと考えている法人などは、注意が必要です。
ただし、DMMバーチャルオフィスでは元々貸し会議室を利用できる店舗が一つもなかったものの、名古屋店で利用できるようになったという経緯があります。
公式サイトでは今後もオフィスを増設していく旨の記載があるため、バーチャルオフィスの需要が伸びるにつれて、今後は新店舗の開店や貸し会議室の開放も増えていく可能性もあるはずです。
6.決済方法はクレジットカードのみ
現在、DMMバーチャルオフィスでの決済方法はクレジットカードのみとなっています。
現金主義の人や他のキャッシュレス決済にこだわる人は、この点においても利用申し込み前に確認しておきましょう。
DMMバーチャルオフィスの料金プラン
DMMバーチャルオフィスの料金プラン・支払い方法にも触れておきます。
今回は年間契約を結んだ場合の「住所貸し」と「固定電話セット」というタイプに分けて確認します。
◆住所貸し
| 料金プラン | ネットショップ支援プラン | ビジネスプラン | ライトプラン |
| 支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード |
| 金額(税込) | 660円 | 2,530円 | 1,650円 |
◆固定電話セット
| 料金プラン | ネットショップ支援プラン | ビジネスプラン | ライトプラン |
| 支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード |
| 金額(税込) | 2,860円 | 4,730円 | 3,850円 |
なお初回のみの支払いとして保証金が5,000円、入会金が5,500円かかります。
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DMMバーチャルオフィスを利用する流れ
DMMバーチャルオフィスを利用するまでの流れを確認しましょう。
利用するまでの流れは、以下の手順となります。
- 申し込み
- 必要書類のアップロード
- 事前審査
- 決済方法の登録
- 利用開始
1.申し込み
まずはDMMバーチャルオフィスの公式サイトにある所定の申し込みフォームより、必要事項を入力して申し込みを進めます。
なお法人契約を希望する場合で代表者以外の人が申し込み手続きを行う場合は、委任状の用意が必須となりますので注意してください。
2.必要書類のアップロード
会員サイトにログインし、必要書類をアップロードします。
申し込み内容により必要書類が異なるため、あらかじめ公式サイトでよく確認しておきましょう。
3.事前審査
必要書類のアップロードまでを行ったら、事前審査です。
審査が通る場合、通常1営業日から7営業日までの期間で結果が出て連絡が入ります。
なお申し込み内容に不備があった場合、再入力して申し込みし直すこともあります。
4.決済方法の登録
審査が通ったら、会員サイトで決済方法を登録します。
DMMバーチャルオフィスでは現在、決済方法として登録できるものはクレジットカードのみとなっていますので、利用するクレジットカードの情報を登録することとなります。
5.利用開始
申し込みから審査を得て必要事項の登録まで完了したら、いよいよサービスの利用開始です。
初回決済方法の登録後に簡易書留で案内が自宅などに送付されてきますので、中身を確認したら利用できます。
DMMバーチャルオフィスはこんな人におすすめ!
DMMバーチャルオフィスの利用は、自営業者で自宅以外の一等地に活動拠点を持ちたい人におすすめできます。
DMMバーチャルオフィスでは法人や個人事業者、ネットショップ運営者や副業を行う人まで幅広い人が利用対象とされています。
また店舗も各都市の一等地で駅から5分圏内の場所という立地条件を備えていますので、利用者の住まいからの距離にもよりますが行き来しやすい環境と言えるでしょう。
一等地で本格的な活動拠点を確保したい自営業者にとって、適したバーチャルオフィスと言えるでしょう。
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まとめ
今回紹介したDMMバーチャルオフィスについて、重要なポイントを5つにまとめました。
- 一等地にビジネス拠点を持つことができる
- 便利な会員サイトを利用できる
- 多様な事業者が利用できる
- 受け取れない郵便物もある
- ほとんどの店舗は貸し会議室の利用ができない
一等地のバーチャルオフィスに活動拠点を持つことに興味を持たれた方は、DMMバーチャルオフィスの利用を検討してみてください。



不動産やIT業界の経験者、宅建の資格を持つライターなどが在籍。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、丁寧でわかりやすい解説を心がけています。

