今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、リノベーションで暮らしを心地よくする「goodroom」を運営しているグッドルーム株式会社様です。
施工から入居者の募集までを一気通貫で提供しているのが特徴で、賃貸住宅はもちろんオフィスや1棟まるごとのリノベーション、マンスリーマンションの運営など、幅広い事業も展開しています。
リノベーションで物件の価値を上げたい方にも、リノベーション物件に住んでみたい方にも、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
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不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
グッドルーム株式会社様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「グッドルーム株式会社様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、goodroomの概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
「どこにもないふつう」というミッションのもと、暮らし心地をよくする事業を展開しています。
住宅・オフィスのリノベーション工事、集客ポータルとしてのメディア運営から、シェアオフィスやコリビングスペースの運営を行っています。
Q2.「次にgoodroomをスタートしたきっかけ・経緯を教えていただけますか?」
自分が住んでいた部屋をリノベーションした時に、古い物件を再生することで居心地が良くなることを経験したのがきっかけです。
空き家問題、ストック活用ということが言われる中、工事からリーシングまで提供することで、世の中の社会課題を解決・改善できないかと思い事業をスタートしました。
Q3.「ここからは具体的な質問に入っていきたいと思います。競合サービスと比較した際のgoodroomの強み・優位性を教えてください。」
一気通貫でサービスを展開しているところが自社の強みです。
領域は絞るものの、工事の大工が社内にいる会社でアプリの開発まで展開し、運営スタッフを抱えて展開しています。
通常は工事会社、ポータルサイト、運営会社と分かれるのが一般的ですが、当社は自社で展開することで社内で知見をため、フィードバックを行う体制を構築しています。
Q4.「これまでに5,000件以上の施工実績をお持ちです。特に得意とするエリアや間取りはありますか?」
基本的には、賃貸ユーザーが多い1人から2人暮らしまでの物件で、リノベーションのバリューが上がっています。
また、エリアは満遍なく提供していますが、一等地よりも賃料が近隣よりも低いエリアの方が価値は向上しています。
Q5.「賃料が平均16%アップ、工事完了1ヶ月以内には90%以上のお部屋で申し込みがあるとしています。リノベーションをお願いできるのは、どんな物件ですか?」
基本的には、賃貸物件であれば木造、一戸建て、RC関わらずすべて対応が可能です。
ただし、旧耐震の物件などは工事代が高くなってしまうところは、現実としてはあります。
Q6.「オリジナルブランドの『TOMOS』では、無垢床にこだわっています。なぜ無垢床なのでしょうか?」
創業時に自分でリノベーションした物件が無垢で良かったという実体験があり、それを広めていきたいという想いからスタートしました。
また、無垢は時間がたっても劣化せずに味になるので、その点も無垢を使ったポイントになっています。
Q7.「『TOMOS』では、若年層のファンの獲得に成功していますが、どのような方が多く利用されていますか?」
これまでの賃貸では価値とされていた築浅・設備重視の物件ではなく、そこでどう暮らすのかに興味がある方に利用されています。
古くても、活用することで自分らしい暮らし方をして行きたい方には、合う住宅を提供しています。
Q8.「1棟リノベーションやマンスリーマンションの運営、ホテル暮らしのサブスク『goodroomホテルパス』など、幅広い事業を展開しています。今後力を入れていきたい分野などがあれば教えてください。」
ホテルパスは新しい暮らし方を提案する手段として強化しています。
初期費用、引っ越し代などを気にすることなく、また多拠点生活をする手段として暮らしのサポートをできる事業として力を入れていく予定です。
直近ではサウナの事業もスタートしており、働く・暮らすの場所にサウナを設けることで、家と仕事の中間になる場所を提供していきたいと思います。
Q9.「グッドルーム株式会社としての、将来的なビジョン・ゴールがあれば教えてください。」
ミッションとして「どこにもないふつう」を掲げており、これからも新しい暮らしのスタンダードを作れるようにしていきたいと思っています。
Q10.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
自分たちは、ミッションを実現するために、いかに効率化を図り、人手をかけずに運営も含めて事業展開を図るかを考えています。
DXが目的ではなく、暮らしを良くする手段としてのDXはどんどん展開をしていますので、興味があればぜひサイト見てみてください。
グッドルーム株式会社の会社情報
会社名 | グッドルーム株式会社 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-2-3 帝都青山ビル5F |
代表取締役社長 | 小倉弘之 |
公式サイトURL | https://www.goodrooms.jp/corp/ |
最後に
今回は、「goodroom」を提供しているグッドルーム株式会社様のインタビュー記事を紹介しました。
リノベーションを軸に、暮らしを良くする多彩な事業を展開していく中で、メディアやDXをうまく活用されているのが魅力的ですね。
これからもさまざまなサービスを提供しながら、「どこにもないふつう」を実現し続けてくれることでしょう。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからgoodroomの公式サイトをチェックしてみてください。
グッドルーム株式会社様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!