今回不動産テックラボでインタビューをさせていただいたのは、トランクルームのレンタルサービスを提供している、株式会社ランドピア様です。
スペースプラス®は、月額2,520円から利用できるので費用を抑えたい方にもおすすめ。
「レンタル可能なトランクルームを探している」という方には、ぜひチェックしていただきたいインタビューです。
トランクルームをレンタルできる「スペースプラス®」の公式サイトはこちら⇒
不動産業界の経験者やITなどに精通しているライターで構成されています。これまで、不動産×ITに関する100以上の商品やサービスを紹介してきました。不動産テックサービスの導入を検討している企業様や、不動産×ITに関する商品の利用を検討している個人の利用者様に向けて、出来るだけわかりやすく解説することを心がけています。
株式会社ランドピア様へのインタビュー内容を紹介します
それでは早速、「株式会社ランドピア様」へのインタビュー内容を紹介していきましょう。
Q1.「今回はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。まず、ランドピアさんの土地活用事業の概要について、簡単に教えていただけますでしょうか?」
弊社は1992年に設立以来、“不動産の有効利用を通じて、活力ある経済社会の実現に貢献する”という理念をかかげ、貸土地事業、セルフストレージ事業、トレーラーハウス事業、コンテナ建築事業など、幅広い事業を展開してきました。
現在主軸となるセルフストレージ事業ではトランクルーム「スペースプラス®」ブランドを全国で約541拠点展開しています。
また、2023年にはコンテナ建築の可能性を切り拓くモデルルームとしてランドピアの名古屋営業所を建設しました。
Q2. 「全国541拠点(2024年3月)を展開しているトランクルーム「スペースプラス®」について、事業の内容を詳しく教えていただけますでしょうか?」
弊社は都市近郊の農地を転用した大規模トラック駐車場の開発など、土地活用事業からスタートし、2003年からは、都市部も含む全国の遊休地、未利用地を有効活用したセルフストレージ事業を開始しました。
屋外型、屋内型のトランクルーム「スペースプラス®」は全国541拠点となり、管理部屋数は1万件を超えています。
屋内型トランクルーム「スペースプラス®」は、近年のコロナ禍で企業の“オフィス離れ”に頭を悩ませるビルオーナーの空室対策の観点からのニーズも高まり、拠点数をさらに増やしています。
Q3. 「トランクルームは多くの店舗・部屋数があると思われますが、その問い合わせや管理で工夫されていることはありますか?」
トランクルーム「スペースプラス®」の管理部屋数は1万件を超えており、場所も全国38都道府県に展開しています。
「荷物を出し入れするトランクルームという物理的な物件であり、それが全国にある」ということで「契約事務手続きをする多くの拠点がある」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
弊社では独自開発の賃貸管理システム「SCS(Storage Cooperation System)」を使い、全国で541の店舗、1万件を超える物件の賃貸管理を本社で一元管理しています。
またSCSはただの賃貸管理システムだけでなく、WEBサイトとのAPI連携やCRM機能も備えており、トランクルームのお部屋を借りたいお客様の「WEB問い合わせフォームからの問い合わせ」「現地で看板を見てからの電話」など、WEB・リアルなコールセンターといったどんな問い合わせの管理もSCSだけで解決できるようになっています。
そしてSCSのデータはBIツールと連携することにより、リアルタイムで物件の稼働状況などを可視化することも可能です。
また、2024年3月5日には、賃料保証会社のジェイリース社と業務提携し、オンラインでの「保証審査」と「電子契約締結機能」も実装され、これまで紙でのやり取りのため煩雑で時間も要していた審査・契約手続きについて、シームレスにオンライン上で手続きすることが可能となり、利用開始までの手続きに必要な日数も短縮することができるようになりました。
※オンラインが使えない場合は郵送での契約も可能。
参考:ランドピアとジェイリースが業務提携 トランクルーム利用者の契約・家賃保証審査がオンラインで完結
Q4.「先ほどのお話でトランクルームの電話でのお問い合せはコールセンターで受けるとおっしゃっていましたが、コールセンター運用に関して詳しく教えていただけますか。」
弊社のDX対策の一つとして、2022年の春からAmazonコネクトを導入し“コールセンターのクラウド化”を実現しました。
かつては日々多くの電話でのお問い合せがある中、通常のビジネスフォンの仕組みでは解決できない様々な課題がありました。
例えばAmazonコネクトの機能の一つである“受電の自動振り分け機能”により、オペレーターに均等に受電が回る仕組みができたため、業務負荷の平準化を行うことができました。
また、通話履歴の可視化や保存時間の増加により、お客様対応に活用出来る機会が増加した為、顧客満足度の向上につながりました。
そして、コールセンターがクラウド化したことにより、フリーダイヤル0120番号がオフィス以外でも発着できるようになりました。
それにより近年のコロナ禍によるリモートワーク対応や、女性社員の産休や育休を経ても柔軟な勤務形態を実現できる環境の基盤づくりにもつながるのではないかと考えています。
Q5.「最後にインタビュー記事の読者に向けて、一言お願いします!」
社内のDX化は企業の成長には欠かせないことだと考えています。
DXでの社内業務の効率化を図ることにより、お客様の満足度の向上にもつながっていきますので、引き続き社内のDX化を進めていきたいと思います。
株式会社ランドピアの会社情報
会社名 | 株式会社ランドピア |
所在地 | 東京都中央区新川1-28-25 東京ダイヤビルディング3号館6F |
代表 | 吉田 篤司 |
最後に
今回は、トランクルームやコンテナトランクの貸し出しをしている株式会社ランドピア様のインタビュー記事を紹介しました。
全国で約541拠点も展開しているということで、どこにお住まいの方でも利用しやすいでしょう。
コールセンターでの問い合わせシステムも充実しており、利用者からの満足度も高そうですね。
今回の記事で興味を持たれた方は、ぜひ下記のリンクからスペースプラス®の公式サイトをチェックしてみてください。
株式会社ランドピア様、今回はお忙しい中インタビューをお受けいただき、ありがとうございました!