クリアルPB(プライベートバンク)とは
クリアルPB(プライベートバンク)は、東証グロース市場上場のクリアル株式会社が運営する個人向け資産運用サービスです。
運用の対象となる不動産は、投資用区分レジデンス、木造アパート、不動産小口化商品、一棟投資・組成ファンド(レジデンス・オフィス・ホテル・物流施設・ヘルスケア施設など)です。
クリアルPBの「個人向けワンルームマンション投資」では、東京都心と横浜の人気物件に投資することができます。
運用する物件の管理は、クリアルの子会社クリアルパートナーズが管理会社が行います。
なお、以前はクリアルPBと類似したサービスをクリアルパートナーズが提供していましたが、現在のクリアルパートナーズはクリアルPB物件の管理会社として運営されています。
会社名 | クリアル株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区新橋2-12-11 新橋27MTビル8F |
設立 | 2011年5月11日 |
資本金 | 12億7,352万500円 |
売上高 | 418億2,300万円(2025年3月期) |
代表者 | 横田大造 |
クリアルPBの評判・口コミ
クリアルPBの評判について口コミを調べましたが、サービスに関する投稿は見当たりませんでした。
代わりにクリアル本体やクリアルパートナーズへの投稿を、X(旧Twitter)やGoogleから紹介します。
ポジティブな評判
クリアル案件に申し込み完了、最近のクリアルは利回りも5パーセント超えている案件が多くなりました
引用:@FlyingSosonianのポスト
ポジティブな評判では、クリアル(不動産クラウドファンディング)の利回りが高いという投稿があります。
投稿者の例では5%を超える案件が多いということです。
5%を超える利回りの水準はかなり優秀といえます。
別件でクリアルパートナーズの不動産投資セミナーを受けていて、個人のマンション投資の他にクラウドファンディングあり、固そうなことを知ってたので突撃しちゃいました!
申込したドムズ押上は2日程度で〆切になったので情報収集と行動スピードの大切さを実感した案件でした
引用:@OtokudaisukiMaのポスト
また、クリアルパートナーズの不動産投資セミナーを評価する投稿もあります。
マンション投資もクラウドファンディングも優良案件はすぐに締め切りになってしまうので、セミナーで情報収集することが大事であることを語っています。
ネガティブな評判
不動産投資面談の打合せも申し込みして契約してやっている。
引用:Googleの評判・口コミ
クリアル自身がzoom面談に遅刻したり、返信を放置したり、面談時間を短くしたりするのよくて、面談者には1分も遅刻するなと条件を付ける。面談の結果がどうであれ細かい契約した条件をみたしているなら契約した対価を付与すべきだ。
ネガティブな評判では、クリアルの個別面談に関する不満の投稿が散見されます。
投稿者の場合は個別面談の対応がよくなかったとのことですが、ほかにも面談したのに特典のポイントが付与されないという苦情もいくつか見られます。
ポイントは面談すれば100%付与されるというわけではないので注意が必要です。
不動産投資→太陽光発電
と勧誘が進んでいきます。
まず良心的な不動産投資の会社は太陽光などの勧誘をしないので驚きました。物件自体も都内主要都市を持っている印象がなく、玉数も少ない印象です。
担当者の方も高圧的でとても嫌な思いをしました。
引用:Googleの評判・口コミ
歴が浅い方だったのか、今まで簡単に売れる相手ばかり対応だったのか…
あまり知識がないような印象です。
ここの不動産投資はおすすめはしないです。
もう1点、クリアルパートナーズで不動産投資の話から太陽光発電を勧誘されたという投稿があります。
資産運用の1つとして太陽光発電への投資を勧められたものと思われますが、不動産投資のつもりで面談を受けた人には違和感があったのかもしれません。
クリアルPBの強み
クリアルPBでの不動産投資には以下のようなメリットがあります。
1.上場企業の運営で安心感がある
クリアルPBを運営しているクリアル株式会社は、東証グロース市場に上場する大手企業です。
2025年3月期の決算も大幅増益となっており、業績が伸びています。
運営会社の経営が安定していることで、クリアルPBのサービスも安心して利用できます。
2.豊富な金融機関と提携している
クリアルPBは著名な9つの金融機関(日本政策金融公庫を含む)と提携しています。
そのため金利1%台からローンを組むことが可能です。
自己資金が少ない人には有利に不動産投資ができます。
3.簡単に所有物件の情報を確認できる
クリアルPBでは「creal concierge(クリアルコンシェルジュ)」というスマホアプリを提供しています。
このアプリを使うと、所有する物件の基本情報だけでなく、毎月の送金明細、入居者情報、年間収支報告書、キャッシュフローなどをいつでも確認できます。
キャッシュフローの画面は、賃料+共益費(黒字)、集金代行手数料・ローン返済・建物管理費・修繕積立金(赤字でマイナス表記)、差し引き収支(青字)と、数字が色分けされているので、視覚的にわかりやすくて便利です。
クリアルPBのデメリット
クリアルPBでの不動産投資には、以下のようなデメリットがあります。
1.何を勧められるかわからない
クリアルPBはマンション投資に限定しない、資産運用サービスです。
コンサルタントは顧客の年収や資産状況などから判断して物件を勧めてきます。
そのため、何を勧められるかわからないので、マンション投資を希望する場合は、個別面談の際にその旨を伝えたほうがよいでしょう。
2.敷居が高いイメージがある
クリアルPBのPBはプライベートバンクの略です。
プライベートバンクは一般的には富裕層向けのサービスなので、名前を聞いただけで敷居が高いと感じる人も多いでしょう。
しかし、実際にはワンルームマンション投資も行えるので、イメージほど敷居が高いわけではありません。
まずは気軽に個別面談に申し込んでみるとよいでしょう。
3.定期的に開催されるセミナーがない
クリアルPBの不動産投資セミナーは毎月定期的に開催されるわけではありません。
ほぼ毎日のように開催する不動産会社もある中で、セミナーで学びたい人にとっては不便に感じるかもしれません。
クリアルPBはこんな人におすすめ
クリアルPBは以下のような希望を持つ人におすすめです。
幅広い不動産投資を希望する人
クリアルPBは一般的な区分マンションだけでなく、アパートや一棟マンション、一戸建て、オフィスなど幅広い物件タイプに投資することができます。
投資方法も現物不動産投資と組成されたファンドへの投資から選択できるので、資金に合わせた選択が可能です。
税金対策をしたい人
クリアルPBでは、確定申告や法人設立などに対して税理士や会計士のアドバイスを受けられるほか、相続・事業承継対策についても支援を受けられます。
オーナーにとって一番気になるお金の問題について相談できるのは心強いでしょう。
充実した管理を希望する人
クリアルパートナーズでは、充実したプロパティマネジメント業務を行っています。
主な管理の内容は以下のとおりです。
- 入居者募集:募集図面の作成、入居者募集、申込審査、契約書作成・契約
- 期中管理:家賃の回収・滞納督促、入居者の問合せ対応、設備の故障・修理手配、クレーム対応
- 更新:新賃料の交渉、更新書類の発送、更新契約の締結、更新料の回収
- 退去:退去立会、敷金精算業務、原状回復の工事業者手配、鍵の回収
以上のような業務を行ってくれるので、入居から退去まで安心して管理を任せられます。
クリアルPBで不動産投資する流れ
クリアルPBで不動産投資をするには、以下のような流れで進みます。
公式サイトの「無料個別相談申込」フォームから面談を申し込みます。
その後、スタッフから日程相談の電話が入ります。
対面またはオンラインでコンサルタントと1対1で面談します。
コンサルタントから投資物件を紹介され、キャッシュフローのシミュレーションが行われます。
シミュレーションの結果、購入可能と判断したら物件を購入します。
クリアルパートナーズに管理を委託して不動産経営がスタートします。